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デジコン編集部 2026.3.13

マゼックス、スマート草刈機などにNTTドコモの「Network-RTK」を連携。基地局不要でセンチメートル級の自動運転を実現

CONTENTS
  1. 基準点の設置なしで、どこでも高精度な測位が可能に
  2. 重なりやムラを防ぐ精密な自律走行で「現場の安全」を担保
マゼックス(大阪府東大阪市)は2026年3月、スマート草刈機「タウラス80E」および次世代スピードスプレーヤー「アリエス300N」において、NTTドコモビジネスが提供する「docomo IoT 高精度GNSS位置情報サービス(Network-RTK方式)」との連携を本格展開すると発表した。

現場でのRTK基地局の設置を不要としながら、センチメートル級の高精度な自動運転を可能にし、危険を伴う草刈りや散布作業の省力化を強力に後押しする。

基準点の設置なしで、どこでも高精度な測位が可能に


法面や荒地での草刈り作業は、飛び石や転倒のリスクが高く、人手不足の中で作業員の安全確保と負担軽減が急務となっている。

これを解決する自動運転建機において、従来は精度の高い走行(センチメートル級の測位)を行うために現場への「RTK基地局」の設置が必要となるケースが多く、運用のハードルとなっていた。

今回の連携により、ドコモの独自基準点と国土地理院の電子基準点を活用した「Network-RTK方式」の補正情報が配信される。

これにより、ユーザー側での基準点設置が一切不要となり、手軽に高精度な測位環境を現場へ導入できるようになった。

重なりやムラを防ぐ精密な自律走行で「現場の安全」を担保


このNetwork-RTKの補正情報を活用することで、タウラス80Eなどの機体は走行ラインの正確な再現や、作業の重なりの管理、狭い場所でのルート追従性を大幅に向上させる。

マゼックスが現場の機体と運用提案を担い、ドコモ側が測位基盤を提供するというタッグにより、危険作業の完全な無人化・自動化という「現場起点のスマート農業・建設DX」の実装がさらに加速していく見込みだ。










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デジコン編集部

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