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デジコン編集部 2026.2.24

安藤ハザマ、土留壁の変状を「面」で24時間監視する新システムを開発

安藤ハザマは2026年2月、3次元LiDARセンサーを活用した「土留壁変状監視システム」を開発したと発表した。

複数のLiDARを用いることで、建設現場の土留壁(どどめへき)全体を「面」として捉え、リアルタイムかつ連続的に監視することを可能にした。

従来の手法に比べ、監視にかかる手間を大幅に削減しつつ、崩壊リスクの早期発見を実現する。

「点」から「面」へ、死角なき監視


従来の土留壁監視は、変位計などのセンサーによる「点」での計測か、現場職員による巡視(1日数回程度)に頼っていた。

しかし、これでは監視の範囲や頻度に限界があり、予兆を見逃すリスクがあった。

今回開発されたシステムは、複数の3次元LiDARを組み合わせることで、以下のメリットを生み出している。

  • 死角の解消: 複数のセンサーが相互にカバーし合い、仮設資材や重機の影になりやすい場所も含めて、壁面全体をくまなく監視できる。
  • 準備不要: 監視の基準となる初期値を、実際に計測した点群データから設定するため、事前の3次元モデル作成や座標設定といった面倒な準備作業が不要である。

法政大学との共同研究で精度向上


本システムの開発にあたり、安藤ハザマは法政大学との共同研究成果を応用し、LiDARによる変状検出精度の向上を図った。

実際に、土留壁の内側に既存杭などが残る複雑な現場への導入実験を行い、作業員の動きなどによる誤検知を防ぎながら、24時間体制での安定した監視に成功している。



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デジコン編集部

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