株式会社ROBO-HI(ロボハイ)は、自律走行警備ロボット「PATORO(パトロ)」に、クマなどの野生動物対策に特化した新機能を追加したと発表した。
従来の固定式対策機器の課題であった「動物の慣れ(馴化)」に対し、移動するロボットの不規則な動きと音、光を組み合わせることで、長期的な忌避効果の維持を目指す。
固定式のLEDライトや超音波機器は、場所や刺激が一定であるため、時間が経つと動物が「危険ではない」と学習してしまう課題があった。
「PATORO」は以下の特徴により、動物に場所を特定させず、予測不能な刺激を与えることでこの問題を解決する。

「PATORO」はロボットデリバリー協会の安全基準適合審査に合格しており、簡単な届け出で公道走行が可能だ。
これにより、私有地だけでなく地域の生活圏全体をカバーした巡回警備ができる。
従来の固定式対策機器の課題であった「動物の慣れ(馴化)」に対し、移動するロボットの不規則な動きと音、光を組み合わせることで、長期的な忌避効果の維持を目指す。
「移動する脅威」で馴化を防ぐ
固定式のLEDライトや超音波機器は、場所や刺激が一定であるため、時間が経つと動物が「危険ではない」と学習してしまう課題があった。
「PATORO」は以下の特徴により、動物に場所を特定させず、予測不能な刺激を与えることでこの問題を解決する。

- 自律移動による生体感: 静止物よりも動く物体を警戒する動物の習性を利用し、エリア内を不規則に巡回。
- ランダムな威嚇音: 搭載したAIスピーカーから、オオカミの遠吠えや人の会話、破裂音などを移動しながらランダムに再生。
- 移動する光源: 回転灯(パトランプ)を作動させながら走行し、光の当たり方を絶えず変化させて違和感を与える。
「PATORO」はロボットデリバリー協会の安全基準適合審査に合格しており、簡単な届け出で公道走行が可能だ。
これにより、私有地だけでなく地域の生活圏全体をカバーした巡回警備ができる。
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