モルフォが建設RXコンソーシアムに協力会員として入会。AI・画像処理技術で建設DXを推進

モルフォは、建設業界全体の生産性向上と魅力向上を推進する建設RXコンソーシアムに協力会員として入会した。

同社はAI及び画像処理技術を活用し、建設DXの推進と業界課題の解決に取り組む方針である。

建設業界では就労人口の減少や就労者の意識変化を背景に、生産性・安全性の向上やコスト削減が重要な課題となっている。

共同研究開発を通じた協業を推進

モルフォは協力会員として、建設業界との関係性の構築・深耕、建設業界の企業との共同研究開発を通じた協業の推進、AI・画像処理を活用した効率化・省人化に向けたソリューションの拡充、建設業界での実績をもとにした他業界への技術展開といった取り組みを推進していく。

建設RXコンソーシアムは、建設業界が抱える就労人口の減少、生産性・安全性の向上などの諸課題の解決に向け、施工ロボットやIoTアプリ等の開発と利用に係るロボティクストランスフォーメーション(ロボット変革)を推進すべく設立した民間団体である。

モルフォは画像処理とAI(人工知能)の研究開発型企業で、高度な画像処理技術を組み込みソフトウェアとして国内外のスマートフォンや半導体メーカを中心にグローバルに展開している。

またカメラで捉えた画像情報をエッジデバイスやクラウドで解析する、AIを駆使した画像認識技術を車載や産業IoT分野へ提供し、様々なイノベーションを先進のイメージング・テクノロジーで実現している。

同社は2004年5月設立で、東証グロース市場に上場している。