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東洋エンジニアリング、米GreenFire Energyと次世代地熱システム協業契約締結。同軸二重管方式クローズドループ技術をアジア太平洋地域で展開
東洋エンジニアリングは米国の地熱開発事業者GreenFire Energy Inc.と、先進地熱システム(AGS)である同軸二重管方式クローズドループ技術をアジア太平洋地域において共同展開するための協業契約を締結した。
TOYOはGFE社と協業し、実証試験の候補地の特定と事業化調査を実施する。
クローズドループ技術は新しい地熱発電の方法で、GFE社の技術は地上から注入する水が地下二重管を通り、戻る間に回収する熱で発電する同軸二重管方式となる。
従来型の地熱開発には地下水、地熱貯留層、熱源の三要素が必要だが、当技術においては熱源が確保できれば、地下水、地熱貯留層がなくても多様なフィールド条件での適用が期待できる。
協業契約では、GFE社が地下モデルの作成、クローズドループ技術の提供を行い、TOYOが設計、調達、建設、デジタル最適化サービスを提供し、協働でクローズドループ技術の検討を行う。
まずは日本とインドネシアを対象に実証試験の候補地の特定を進め、将来的には北米における地熱開発事業の展開を目指している。
地熱発電は時間帯や天候の影響を受けないことが特徴で、地熱貯留層から坑井を通じて取り出した蒸気でタービンを回して発電する。
クローズドループ技術では、地上から水が二重管の外側を通り地下に送られ、二重管の内側を通って地上に戻る間に地下で回収される熱で発電するシステムである。
TOYOは1961年創立でグローバルネットワークを構築し、世界60ヶ国以上の顧客にエンジニアリングサービスの提供とプラント建設を行ってきた総合エンジニアリング会社である。
TOYOはGFE社と協業し、実証試験の候補地の特定と事業化調査を実施する。
地下水や地熱貯留層不要で多様なフィールド条件での適用が可能
クローズドループ技術は新しい地熱発電の方法で、GFE社の技術は地上から注入する水が地下二重管を通り、戻る間に回収する熱で発電する同軸二重管方式となる。
従来型の地熱開発には地下水、地熱貯留層、熱源の三要素が必要だが、当技術においては熱源が確保できれば、地下水、地熱貯留層がなくても多様なフィールド条件での適用が期待できる。
協業契約では、GFE社が地下モデルの作成、クローズドループ技術の提供を行い、TOYOが設計、調達、建設、デジタル最適化サービスを提供し、協働でクローズドループ技術の検討を行う。
まずは日本とインドネシアを対象に実証試験の候補地の特定を進め、将来的には北米における地熱開発事業の展開を目指している。
地熱発電は時間帯や天候の影響を受けないことが特徴で、地熱貯留層から坑井を通じて取り出した蒸気でタービンを回して発電する。
クローズドループ技術では、地上から水が二重管の外側を通り地下に送られ、二重管の内側を通って地上に戻る間に地下で回収される熱で発電するシステムである。
TOYOは1961年創立でグローバルネットワークを構築し、世界60ヶ国以上の顧客にエンジニアリングサービスの提供とプラント建設を行ってきた総合エンジニアリング会社である。
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