大阪の淺沼組、初任給を大卒30万円に引き上げ。優秀な人材確保と物価上昇対応で2025年度より実施

淺沼組は、優秀な人材の確保と物価上昇への対応を目的として、2025年度より大卒の初任給を30万円に引き上げることを決定したと発表した。

2025年4月入社の新卒社員より適用され、入社一年目は原則外勤勤務となる。全社員を対象としたベースアップを4年連続で実施しており、処遇面の充実を図っている。

4年連続ベースアップと「ぬまる、淺沼」リクルートサイト全面リニューアル。中期3ヵ年計画で人材獲得・確保・育成を重点テーマ、創業130年超の総合建設会社が多角的人材投資を推進

淺沼組は、2025年4月入社の新卒社員より大卒初任給を30万円に引き上げる初任給改訂を実施する。

本措置は、優秀な人材の確保と物価上昇への対応を目的としており、建設業界における人材獲得競争の激化に対応した戦略的な取り組みである。

新卒社員の入社一年目は原則として外勤勤務となる方針が示されており、現場での実務経験を重視した人材育成方針が採用されている。

この外勤勤務により、建設業界の基礎となる現場業務の理解と実践的スキルの習得が図られる。

初任給引き上げに加えて、全社員を対象としたベースアップを4年連続で実施している実績により、処遇面の充実が継続的に図られている。この継続的な賃上げにより、既存社員のモチベーション向上と離職率の抑制効果が期待される。

4年連続のベースアップは、建設業界における人材確保競争と物価上昇への対応策として実施されている。継続的な賃上げにより、社員の生活水準の維持・向上と企業への帰属意識の向上を図っている。

採用活動の強化を図るため、2025年4月にリクルートサイトを全面リニューアルしている。求職者にとって同社をより身近に感じてもらえるよう、タイトルを「ぬまる、淺沼」とし、ポップで明るいデザインに一新した。

「ぬまる、淺沼」というタイトルは、淺沼組の社名から派生した親しみやすい表現であり、従来の堅いイメージから脱却した新しいブランディング戦略を示している。ポップで明るいデザインにより、若年層の求職者に対するアプローチを強化している。