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デジコン編集部 2021.7.20

日立建機、土浦工場に国内最大級の電波暗室を新設。建機の自動化・自律化への対応、加速。

日立建機株式会社(以下、日立建機)は、土浦工場(茨城県土浦市)敷地内に、建設機械における電磁波の影響を試験する「車体EMC試験用電波暗室」(以下、電波暗室)を新設する(2021年8月末竣工、2021年11月初旬より稼働開始を予定)。建設機械にも対応可能な電波暗室としては国内最大級※1となる見込みだ。

これまで、建設機械と他の電子機器が相互に電磁波の影響を与えるかどうかを確認する試験(以下、EMC試験※2)は、浦幌試験場(北海道十勝郡浦幌町)の屋外や社外の施設で行っていた。今後は、油圧ショベルなどの開発・生産拠点である土浦工場で実施できるようになる。

また、屋内での試験となるため、天候や気象条件に左右されずに安定した環境下でEMC試験が可能に。これにより、近年需要が高まっている建設機械の自動化・自律化・電動化のほか、安全装置の搭載やICT施工への対応など、製品開発スピードを加速させていく。

「車体EMC試験用電波暗室」(外観)

電波暗室でのEMC試験対象となる製品は、日立建機グループのミニショベル、中・大型油圧ショベル、超大型油圧ショベル、ホイールローダ。今後、先進的な製品開発とともに電子機器による制御の高度化が進むなか、電子機器の信頼性や高い品質がより重要になるため、開発・生産拠点である土浦工場敷地内への電波暗室の新設に至った。


※1:2021年7月8日時点。日立建機調べ。
※2:Electromagnetic Compatibility(電磁両立性)試験。建設機械が発する電磁波による他の電子機器への影響(電磁妨害)および、他の電子機器からの電磁波への耐性(電磁耐性)を確認する。


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デジコン編集部

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