ニュース
デジコン編集部 2025.1.17

ARで床版工の配筋検査を自動化。GRIFFYのシステムが国交省基準に適合

エコモットとGRIFFYは、iPad ProのLiDARを活用した配筋検査ARシステム「BAIAS」の勾配計測機能を強化し、床版工での適用性を確認した。

5ミリ以内の高精度計測を実現


国土交通省「デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領」では、床版工の個別鉄筋で±5mmの許容誤差が求められている。

村本建設の道路橋工事で実施した実証実験では、20測点200箇所の計測で基準を満たすことを確認した。


設計勾配の事前入力機能を追加し、縦横断勾配のある床版でも計測面の自動調整を可能にした。

システムはiPad ProのLiDARセンサーとカメラで鉄筋の本数、径、間隔を自動計測する。

帳票出力、ダブル配筋計測、鉄筋かご計測、2点間計測などの機能も実装し、1人での検査作業を実現している。





参考・画像元:株式会社GRIFFYプレスリリースより
印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。