清水建設は33年ぶりの作業用ユニフォーム刷新に伴い、約14万着の旧ユニフォームをクレサヴァの衣類炭化技術で土壌改良材に再生する。
回収された衣類は破砕粉砕後、付属品を自動選別し、天然・化学繊維を一括して炭化処理する。
炭化工程で化学繊維の有害物質を熱分解し、従来の焼却処理と比べCO2排出を約80%削減できる。
初回の60トン処理で約8トン、以降は年間15トン程度の使用済み作業着から約2トンの炭化物を生成する。
炭化物1トンから10平方キロメートルの農地に散布可能な土壌改良材が製造できる。
土壌改良材は土の通気性と保水性を改善し、清水建設の管理する林地や菜園で活用される予定である。
将来的には炭化物の建材利用も視野に入れ、作業着の完全リサイクルを目指す。
分別不要の炭化処理でCO2排出80%削減
回収された衣類は破砕粉砕後、付属品を自動選別し、天然・化学繊維を一括して炭化処理する。
炭化工程で化学繊維の有害物質を熱分解し、従来の焼却処理と比べCO2排出を約80%削減できる。
初回の60トン処理で約8トン、以降は年間15トン程度の使用済み作業着から約2トンの炭化物を生成する。
炭化物1トンから10平方キロメートルの農地に散布可能な土壌改良材が製造できる。
土壌改良材は土の通気性と保水性を改善し、清水建設の管理する林地や菜園で活用される予定である。
将来的には炭化物の建材利用も視野に入れ、作業着の完全リサイクルを目指す。
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