清水建設は、高速道路高架橋の支承交換工事向けに、重量約1~2トンの支承を水平移動できる専用装置を開発した。
支承を把持して移動する台車と走行レール、回転台を組み合わせたシステムを構築した。
全ての部材を20kg以下に抑え、ラチェットレンチのみで操作できる設計とした。
従来5人で4.5時間かかっていた設置作業を、2人で2.5時間に短縮できる。
狭あいな橋桁下での作業を効率化し、挟まれや接触などの災害リスクも低減する。
今後、レール設置面の不陸や勾配に対応する水平移動機能を強化し、大規模更新工事への適用を進める。
フレーム把持と回転台で安全性向上。作業員2人で設置可能に
支承を把持して移動する台車と走行レール、回転台を組み合わせたシステムを構築した。
全ての部材を20kg以下に抑え、ラチェットレンチのみで操作できる設計とした。
従来5人で4.5時間かかっていた設置作業を、2人で2.5時間に短縮できる。
高度経済成長期インフラの更新需要に対応
狭あいな橋桁下での作業を効率化し、挟まれや接触などの災害リスクも低減する。
今後、レール設置面の不陸や勾配に対応する水平移動機能を強化し、大規模更新工事への適用を進める。
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