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デジコン編集部 2024.11.22

キヤノン、インフラ点検のクラウドサービスを開始。AIがひび割れを自動検知。11月20日から提供開始

キヤノンは、インフラ構造物点検の変状検知をクラウド上で実施できる「インスペクションEYE forインフラCloud Edition」の提供を開始する。

高度経済成長期に建設された橋梁やトンネルの老朽化に対し、近接目視での点検には時間と安全面での課題があった。

新サービスでは、カメラやドローンで撮影した画像をクラウドにアップロードするだけで、AIが自動的に変状を検知する。

5種類の変状を自動検出。CADデータでの出力も可能


ひび割れ、エフロレッセンス、鉄筋露出、はく落、錆汁の5種類の変状を自動検知する。

検出結果は画像やCADデータとしてダウンロード可能で、点検調書作成の効率化を実現する。

2019年からの実績を活用。定期点検から日常管理まで対応


同社は2019年12月から社会インフラ構造物点検事業に参入し、画像解析技術を活用したサービスを展開してきた。

今後は定期点検だけでなく、補修設計や日常点検など、インフラ管理全般への展開を目指している。



参考・画像元:キヤノン株式会社プレスリリースより


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