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デジコン編集部 2024.3.18

土木業界のDXを推進するスタートアップ「Malme」がシードラウンドにて資金調達

土木業界のDXに挑むMalme(マルメ)がシードラウンドにおいて資金調達を実施した。

ジェネシア・ベンチャーズが同社が運用するGenesia Venture Fund 3号が出資。2023年にジェネシア・ベンチャーズが主催した事業成長支援プログラム『Entrepreneurs Academy』の卒業生への初出資となる。

Malmeは、「ドボクをもっとおもしろく」をミッションに掲げ、土木技術業界出身の技術者を中心に設立されたスタートアップだ。

2021年2月の設立以来、3D測量や3Dモデリング、ICT施工など各種DX技術に精通した技術者たちが在籍するチームが、建設コンサルタントや施工会社といったお客さまへBIM/CIMの支援サービスを一気通貫で提供している。

土木建設が持つ本来の魅力を引き出しつつ、ICTやAIなど、これからの時代で求められる技術を活用し、業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めることを目指している。



今後、Malmeの基盤であるBIM/CIMの技術をより進化させつつ、構造解析・設計の3次元化や、技術継承へのAI活用に一層注力していく方針だ。

土木業界の各企業から現場の実情に基づく声をヒアリングし、その課題の解決に向けて、土木設計を自動化するアプリケーション『Structural Engine※』や、AIを活用した技術継承システムの開発を進めていく。



※Structural Engine:熟練の構造設計技術者の代わりとなる革新的な設計自動化アプリケーション。構造解析・計算・照査・図面作成・3D化・資料作成といった一連の作業をシームレスに行うことができ、部材の数値を入力するだけでBIM/CIMモデルへ即時反映される直観的な操作画面を備えている。

参考:Malmeプレスリリース 画像:デジコン編集部
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デジコン編集部

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