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デジコン編集部 2024.1.31

電動一輪車で作業効率1.65倍に!都市部のインフラ設備工事で効率化を実証。CuboRexと東京電力パワーグリッド

CuboRex(東京都葛飾区)は、東京電力パワーグリッドと共同で2023年12月13日に、都心部における無電柱化エリアの供給工事の効率化にまつわる実証実験を実施した。



実証実験では、CuboRexの「一輪車電動化キット E-cat kit2」を利用した電動一輪車の使用による作業時間の短縮と効率向上を確認。狭あい道路における重量物の運搬の際の労力が大幅に軽減したとの評価も得た。

地中設備工事の現場では、狭い道路内で重量物の運搬に労力を要すことが多く、体力的な負担が大きいことが課題だ。


東京電力パワーグリッドではこれまでもさまざまな現場で作業労力を軽減する方法を検討しており、狭あいな現場における運搬作業の労力削減に電動一輪車が使えるのではないかと考案し、今回建設作業現場のDXをミッションに掲げるCuboRexと共同で実証実験を実施する運びとなった。


実証実験で得られた効果としては、効率の向上が挙げられる。通常の人力で動かす一輪車に比べて、電動一輪車の使用時は運搬作業時間が40%近く短縮、1.65倍作業効率が向上したという結果になったという。

土砂の運搬作業の短縮に伴い、埋め戻し作業における工程全体の時間短縮にも繋がり、運搬だけではなく工事全体の効率化に寄与しているということが実証された。





参考・画像元:CuboRexプレスリリース
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デジコン編集部

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