行政・政策
寺門常幸 2025.11.7

関東地整、小学生向け現場見学会を開催。VR体験やドローン撮影で建設業の魅力を発信

国土交通省関東地方整備局長野国道事務所は、小学生を対象とした現場見学会を11月12日に開催する。

建設業の魅力や工事の大切さを発信するとともに、国道18号上田バイパス事業や道路管理への興味・関心を深めることを目的としている。

建設機械の乗車体験やVRグラスによる仮想空間体験を実施


見学会は上田市立神川小学校の児童を招き、長野県上田市蒼久保から国分地先で実施される。開催時間は9時から11時50分までで、雨天時は決行、荒天時は延期となる。

現場見学会では、橋梁架設工事・道路改良工事・橋梁補修工事の現場見学を行う。建設機械への乗車体験やVRグラスを用いた仮想空間での橋梁上部工体験、ドローンを用いた記念撮影、ひび割れ補修体験などを予定している。


国道18号上田バイパス事業は、上田市街地の慢性的な交通混雑の緩和と交通安全確保を目的とした事業であり、現在上田市内にて工事を実施している。

今回の見学会では、最新技術を活用した体験プログラムを通じて、児童たちが建設現場の実際の様子を間近で見学できる機会となる。VRグラスを使った橋梁上部工の仮想体験では、通常では見ることが難しい高所作業の様子を安全に体感できる。

また、ドローンを使った記念撮影では、空撮による現場全体の様子を捉えることで、建設工事のスケール感を実感できる内容となっている。ひび割れ補修体験では、道路の維持管理の重要性について学ぶことができる。

建設機械への乗車体験では、実際の現場で使用される重機に触れることで、建設業への理解を深める狙いがある。




集合場所:上田市蒼久保地先 / 受付時間:11月12日8時45分から





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