国土交通省は、建設技能者の技能や経験を客観的に評価する「建設キャリアアップシステム(CCUS)」の能力評価基準について、新たに「斜面防災」「道路等法面保護工事」「都市トンネル」の3分野を追加認定したと発表した。
これにより、能力評価が実施される職種は合計49分野へと拡大した。
今回、大臣認定を受け、新たに追加された職種と策定団体は以下の通りだ。
これらの分野に従事する技能者は今後、自身の保有資格や就業日数などの実績に基づいて、公正な能力評価を受けられるようになる。
CCUSの能力評価制度は、職種ごとの基準に基づき、技能者のレベルを4段階で判定する仕組みだ。
判定結果に応じて、技能者にはレベル別の建設キャリアアップカード(レベル1:ホワイト、2:ブルー、3:シルバー、4:ゴールド)が交付される。
国交省は、この制度を通じて技能者一人ひとりの「スキルの見える化」を進め、能力に応じた適正な処遇やキャリアパスの明確化につなげたい考えだ。
これにより、能力評価が実施される職種は合計49分野へと拡大した。
専門性の高い3職種を新たに認定
今回、大臣認定を受け、新たに追加された職種と策定団体は以下の通りだ。
- 斜面防災技能者(一般社団法人斜面防災対策技術協会)
- 道路等法面保護工事技能者(一般社団法人全国特定法面保護協会)
- 都市トンネル技能者(公益社団法人日本推進技術協会)
これらの分野に従事する技能者は今後、自身の保有資格や就業日数などの実績に基づいて、公正な能力評価を受けられるようになる。
4色のカードで「スキルの見える化」を推進
CCUSの能力評価制度は、職種ごとの基準に基づき、技能者のレベルを4段階で判定する仕組みだ。
判定結果に応じて、技能者にはレベル別の建設キャリアアップカード(レベル1:ホワイト、2:ブルー、3:シルバー、4:ゴールド)が交付される。
国交省は、この制度を通じて技能者一人ひとりの「スキルの見える化」を進め、能力に応じた適正な処遇やキャリアパスの明確化につなげたい考えだ。
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