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デジコン編集部 2026.8.10

ユピテル社、重機と作業員の接触を防ぐ「HM-100」を発売。磁界式で雨・霧・粉じんにも強い接近警報システム

CONTENTS
  1. 重機事故の約53%は前進・後退・旋回中。死角対策として磁界式で検知
  2. オペレーターと作業員の双方に警報。「運転者モード」で過剰通知も抑制
ユピテル社は、建設・土木などの作業現場で重機と作業員の接触事故防止を支援する接近警報システム「HM-100」を、2026年8月より販売開始した。

重機に設置する車載ユニット・アンテナと、作業員が携帯する子機で構成される、磁界式の接近警報システムである。

重機事故の約53%は前進・後退・旋回中。死角対策として磁界式で検知


建設現場や物流現場では、重機事故の約53%が前進・後退・旋回の操作中に発生しており、重機作業における安全対策が重要な課題となっている。


そこでユピテルは、国土交通省が推進する「安全の見える・聞こえる化」の取り組みに貢献すべく、本製品を開発した。

「HM-100」は、重機の周囲に磁界エリアを形成し、そのエリア内に子機が進入すると、重機側と作業員側の双方に警報を発する仕組みだ。


磁界を利用した検知方式のため、カメラ方式のように雨・霧・夜間の視界に左右されず、超音波方式のように反射条件の影響も受けにくい。

雨や霧、粉じんといった過酷な環境でも安定して機能し、重機特有の死角対策として、さまざまな現場で活用できる。

オペレーターと作業員の双方に警報。「運転者モード」で過剰通知も抑制


本製品の特長は以下の通りだ。

  • 視界や反射条件に左右されにくい磁界式の検知方式:重機や現場環境に応じて検出エリアの範囲を設定できるため、現場の運用に合わせた柔軟な導入が可能である。



  • オペレーターと作業員の双方への警報:検知エリア内に作業員が進入すると、重機側の車載ユニットと作業員の子機の両方に警報が通知される。双方が同時に危険を認識することで、接触事故の防止につなげる。



  • 不要な警報を抑える「運転者モード」:運転者自身が子機を携帯した際に、「保護すべき作業者」とエリア内にいる「車両の運転者」をシステムが自動で識別する。

これにより過剰な警報を防ぎ、"警報慣れ"による事故リスクの低減を図る。

このほか、現場のコミュニケーションを妨げない「警報ミュート機能」や「子機検知OFF機能」、ドライブレコーダー連動機能、周囲へ危険を広く知らせるサイレン機能なども備える。




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デジコン編集部

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