ニュース
デジコン編集部 2023.1.30

テラドローン18.5億円の資金調達。世界時価総額2位アラムコのVC Wa’edより

「空から、世界を進化させる」をミッションに掲げるテラドローンが、世界時価総額2位のアラムコのVC Wa‘edより、18.5億円の資金調達を実施した。これにより累計調達額は、126.6億円にのぼる。


あわせて同社は、中東に特化した事業戦略に伴い、世界最大級の産油国であるサウジアラビアで、ドローン事業を展開する子会社Terra Drone Arabiaを設立。

世界的なドローン市場調査機関Drone Industry Insightsの「ドローンサービス企業世界ランキング」で、3年連続世界Top3に選出されているテラドローンは、本資金調達と子会社設立により、中東における次期産業の振興、グローバル市場における展開を加速していく狙いだ。

世界のエアモビリティ市場は、2040年には160兆円規模の市場になると成長が予測されており、石油ガス、化学、建設業界等における現場作業のデジタル化や、遠隔地や被災地における物流の効率化等、多岐に渡る産業領域への活用が期待されている。

さらに次のフェーズとして、空を飛び交うエアモビリティの安全性や効率性が不可欠になる。ドローン同士の衝突回避や、住民が心理的不安を感じない、交差点や信号機の役割を果たす「空の運航管理」の整備が急務となっている。

テラドローンは、今回調達した資金で、サウジアラビアの経済を支える子会社設立、安全で効率的な空の移動を支え、新しいグローバルインフラを目指す「空の運航管理プラットフォーム」の開発、各事業成長に向けた投資を行っていく。






参考・画像元:テラドローンプレスリリース
印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。