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デジコン編集部 2026.10.28

現場監督から、CADの仕事をなくす。対話診断オフィス、AIと会話するだけで土木3Dを描く「AI-CAD」の指導を開始

CONTENTS
  1. CADが現場監督の時間を奪っている
  2. 4つの手順をすべてAIへの指示で。CADソフトの操作は不要
  3. Claudeの基礎から指導、AI未経験者も対象。TenCraftはClaudeで稼働
建設業専門の経営コンサルティングを行う対話診断オフィスは、AIと会話するだけで土木構造物の3Dモデルを描く「AI-CAD」について、その実現方法を建設会社に指導するコンサルティングの提供を開始すると発表した。

指導は全4回×2時間で、Claudeの基礎から始める。

あわせて、AI-CADのすべての機能を使える専用ツール「TenCraft」を提供する。

CADが現場監督の時間を奪っている


現場監督の仕事は、現場を管理することだ。ところが実際には、日々の施工管理に加えて、CADで図面やモデルを作る仕事を抱えている。

AI-CADのコンセプトは、現場監督から、CADという無駄な仕事をなくすことにある。

その背景にあるのが、「モデル駆動」から「データ駆動」への発想の転換だ。

これまでの3次元の活用は、モデルを作り、そのモデルを見ながら意思決定する「モデル駆動」の考え方が中心で、モデルを作ること自体が大きな仕事になっていた。

これに対し同オフィスは、施工は「データ駆動」であるべきだと考えている。

データ駆動では、日々の管理の中にある情報が主で、モデルはその情報の不足を補う位置づけにすぎない。

AI-CADは、この考え方への切り替えを可能にするものだ。

4つの手順をすべてAIへの指示で。CADソフトの操作は不要


AI-CADは、次の4つの手順をすべてAIへの指示で行う。CADソフトウェアの操作は要らない。

  • 「ポイント定義」:構造物に必要な位置をAIへの指示で定義する。モデルはすべてAIが自動生成し、図面の寸法を基準に0.001m未満の精度で描ける。
  • 「メタデータ付与」:各ポイントに部材や仕様などの属性情報を付与する。
  • 「アセット定義」:メタデータを持つポイントをまとめ、橋脚や桁などのアセット(部材・構造物)として定義する。
  • 「データ紐付け」:定義したアセットに図面・書類・点検記録などのデータを紐付ける。3次元データの国際標準形式であるIFCと座標に対応し、ICT建機のデータとも連携できる。

積算から施工計画まで、さらにアセットデータとして企業の経営資本と結び付ける考え方を備え、必要なデータはAIとの会話で取り出せる。

Claudeの基礎から指導、AI未経験者も対象。TenCraftはClaudeで稼働


提供は、全4回×2時間で行われる。Claudeの基礎、Claude Code(Anthropicが提供する、AIに指示して作業をさせる道具)の使い方、AI-CADの実現方法まで、順に指導する。

AIをまったく使っていない人も対象だ。

経営資本と結び付ける考え方を理解してもらうため、経営者と担当者の2名以上での参加を原則とする。

場所はオンラインのほか、必要に応じて出張にも対応する。

専用ツール「TenCraft」は、AI-CADのすべての機能を使えるクローズドソフトウェアとして提供し、最終的にはClaude Codeからすべてを操作する。

なお、AI-CADとTenCraftはAnthropicのClaudeで動くため、利用はClaudeの法人向け契約(Teamプラン以上)を前提とする。

法人向け契約では、Anthropicの規約により、入力したデータはAIの学習に使われない。



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デジコン編集部

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