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デジコン編集部 2026.7.8

「IBIS2」×高精細3Dモデル化で下水道点検を可視化。テックファームがインフラ点検DX事業に参入・3年間で100セット提供へ

CONTENTS
  1. 全国50万km・耐用年数超過管が4万km。八潮市陥没事故を機に加速する下水道点検DXにXR技術で参入
  2. 共同溝・トンネル・プラント・災害立入困難空間まで展開。3年間で100セットの導入支援パッケージ提供へ
ICTソリューション事業を手がけるテックファームは、老朽化インフラの点検需要拡大を見据え、狭小空間向けドローンを活用した高精細3Dモデル化事業に参入した。

Liberawareの狭小空間点検ドローン「IBIS2」のゴールドパートナーとして機体提供に加え、データ取得・3Dモデル化・訓練環境の整備・現場導入・定着までを一体で進め、地方公共団体や測量会社・設備点検会社・建設コンサルタントの点検体制強化を後押しする。

全国50万km・耐用年数超過管が4万km。八潮市陥没事故を機に加速する下水道点検DXにXR技術で参入


下水道をはじめとする社会インフラの老朽化は全国的な構造課題で、2025年の埼玉県八潮市の道路陥没事故を機に維持管理体制全体の見直しが求められている。

国土交通省の全国特別重点調査では対策が必要な管路が全国で748km、地盤中の空洞が96カ所確認された。

全国の下水道管路総延長は約50万kmで、耐用年数50年を超えた管路は約4万kmに達している。


一方、下水道管路や地下空間は狭く暗いだけでなく硫化水素などの有毒ガスの危険を伴う特殊環境にありながら、人による目視調査への依存が大きい分野だ。

ドローン普及の課題として国交省は機体・操縦士の不足、研修・資格制度の整備必要性を挙げている。

テックファームはこれまで培ってきたXR・3D空間構築・デジタルツイン関連開発のノウハウをインフラ点検領域に応用し、ドローンで取得した映像・画像データをもとに設備内部を高精細に3Dモデル化する。

現地確認を前提としていた設備状態の把握・共有を遠隔でも可能にし、点検履歴や劣化状況を重ね合わせた維持管理支援につなげる方針だ。

IBIS2の導入検討事業者向けの理解促進ツールや操縦訓練シミュレーターの実装も予定している。

共同溝・トンネル・プラント・災害立入困難空間まで展開。3年間で100セットの導入支援パッケージ提供へ


対象領域は下水道にとどまらない。共同溝・地下管廊・トンネル附帯設備・エレベーターシャフト・プラント内配管・発電設備・災害時の立入困難空間など、人が立ち入りにくい空間全般での可視化ニーズに応える。

まずは下水道管路点検分野で展開し、3年間で100セット(機体提供を含む導入支援パッケージ)の提供を目指す。





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デジコン編集部

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