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デジコン編集部 2026.7.3

Le Ciel DRONEが山間部測量現場でレベル3.5機材運搬の実装に到達。「実証で成功」から「日常業務として動く」へ

CONTENTS
  1. 航空局承認・11団体への事前周知・ノータム発行まで一連の運航管理を定型化。同種案件への横展開パッケージも整備
  2. 「ドローンを最も必要とする場所ほど電波が届かない」という業界共通課題も提起
Le Ciel DRONE(愛知県名古屋市)は、新日土地家屋調査士法人との共同により、静岡県西部の中山間地域において測量機材の運搬業務をレベル3.5飛行(補助者なし目視外飛行)として実際の業務フローに組み込んだ形で実施したと発表した。

(レベル3.5にあたり外部モニターが必要となる)

実証実験ではなく実際の測量業務の運搬工程として「業務として回るドローン運搬」が成立したことを示す実装事例として公表した。

航空局承認・11団体への事前周知・ノータム発行まで一連の運航管理を定型化。同種案件への横展開パッケージも整備


今回の実装で達成した成果は以下だ。業務案件への組み込みとして、実証用特設環境ではなく実際の測量業務の運搬工程として実施した。

(山間部の様子)

申請・運航管理の標準化として、航空局承認・有人航空機関係11団体への事前周知・ノータム発行依頼まで一連の運航管理プロセスを定型化。再現可能な運用設計として、同様の山間部測量案件に横展開できる運用パッケージとして体系化した。


使用機体はDJI FlyCart30(最大離陸重量65kgクラス)で、地形条件と安全管理上の判断に基づいた運航体制のもとで測量機材の運搬を完了した。

「ドローンを最も必要とする場所ほど電波が届かない」という業界共通課題も提起


実装フェーズで直面した山間部の電波環境の構造的課題についても発信した。一般的なドローンが使用する2.4GHz・5.7GHz帯は起伏のある地形や樹木での通信が不安定になりやすく、LTE回線活用には機体ごとの陸上移動局免許が必要という高いハードルがある。


今後は土地家屋調査士・測量業での機材運搬省人化・林業・インフラ点検・建設土木・防災業務への横展開を進める方針だ。



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デジコン編集部

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