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デジコン編集部 2022.4.26

大林組、建機の遠隔操作、自動・自律運転の現場実証。福島県飯舘村の盛土工事にて

大林組が、建設機械の遠隔操作、自動・自律運転による盛土工事の現場実証を始めた。本現場実証は「令和2・3・4・5年度飯舘村長泥地区環境再生事業盛土等工事」(福島県相馬郡飯舘村)において行われる。

大林組は、建設DXの一環として、「ロボティクスコンストラクション」を提唱し、作業環境の劇的な改善や建設機械との接触などによる事故の撲滅を目的として、技術開発を行っている。


今回、現場での試験運用を通して、建機の遠隔操作や自動・自律運転の技術を集約することで、安全性と生産性の向上や大規模土工事の無人施工が可能であることを実証していく。使用建機は、遠隔操作バックホウ、自律運転キャリアダンプ、自動運転ブルドーザの3種で、盛土工事規模は313,000m³、うち自律・自動化施工数量20,000m³を予定している。

主な実証内容は以下の通りだ。

  • 高度な遠隔操作、自動・自律運転の技術を有する建設機械の試験運用
    土砂の積み込みは、トンネル工事現場で運用してきたバックホウ遠隔運転システムの適用範囲を盛土現場へ拡張。場内運搬はキャリアダンプの自律運転を適用、土砂敷きならしおよび転圧はブルドーザの自動運転を適用する。

  • 複数の建設機械の運用管理
    大林組は、一人のシステム管理者で複数の自動・自律運転を効率よく運用できるプラットフォームを開発した。システム管理者は、このプラットフォームを利用して建設機械に作業内容を入力。一連の施工で複数の建設機械が連動して運転するよう制御する。
  • 工事に関する詳細なデータの活用
    GNSSによる建機の位置情報と、3Dレーザースキャナーによる周辺地形データおよびマシンコントロール機能を活用して高精度な施工を行い、施工各プロセスにおける運行履歴データや出来形データを自動取得。これらのデータを工事進捗や建機の稼働状態の管理などに活用していく。



大林組 ロボティクスコンストラクション
https://www.obayashi.co.jp/technofair2016/03robotics/

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デジコン編集部

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