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デジコン編集部 2022.3.24

DJI、「折畳み式の3.8kg軽量ドローン」「夜間操作を効率化するカメラモジュール」を発売

DJI の最新小型業務用ドローン「DJI MATRICE 30シリーズ」と、産業用ドローン Matrice 300 RTK に搭載し夜間捜索を可能にするカメラモジュール「DJI ZENMUSE H20N」の販売が開始される(2022年4月より)。日本での取扱いはDJI正規販売代理店のセキドが担う。


バックパックに収納できるコンパクトな「DJI Matrice 30シリーズ」


DJI Matrice 30シリーズは、バックパックに収まるコンパクトサイズの DJI製業務用ドローンだ。


既存の Matrice 300 RTK よりも約 25%小型化。取り回しが良くなり、その一方でこれまでの小型産業機 Mavic 2 Enterprise Advanced にはなかった防塵・防滴性能も備えている。

災害対応、捜索・救助、夜間の調査業務に適した機体となっている。機体のアームは広げるだけで固定される新設計のロック機構を採用しており、ケースから取り出してフライトに移行するまでの時間を従来の機体よりも短縮。

さらにDJI Matrice 30シリーズには、ワイドカメラ・ズームカメラ・レーザー距離計を搭載した「MATRICE 30」と、そこに赤外線カメラが一体型となった「MATRICE 30T」の2種類のモデルがあり、M30T では通常の可視光カメラでは気付くことのできない人や動物等を簡単に発見することができ、捜索業務などでは非常に有用となる。


ドローンによる夜間業務を効率化するカメラモジュール「Zenmuse H20N」


DJI Matrice 300 RTK用に設計されたカメラモジュールの「Zenmuse H20N」 は、スターライトセンサーを搭載したナイトビジョンカメラとハイブリッドズーム対応サーマルカメラ、レーザー距離計を搭載し、ドローンによる夜間業務の効率を大幅に改善してくれる。



空中写真測量や橋梁など大型の構造物点検にはドローンが欠かせなくなっている昨今、Matrice 300 RTK は産業用ドローンの “フラッグシップ” の名にふさわしい多数のインテリジェント機能を搭載し、現場で必要とされる安全かつ効率的な測量・点検業務を行うのに最適なドローンとなっている。

2022年 3月 28日(月)、セキドDJI 横浜ドローントレーニングセンター(神奈川県横浜市金沢区福浦1-5-2 )で開催される『ドローン測量 & インフラ点検 無料実演会』では、発表直後の「DJI MATRICE 30T」が展示される。

産業用ドローン Matrice 300 RTK と対応カメラ Zenmuse L1/P1/H20T を用いた構造物点検と測量の実演会も行われるため、新製品やドローンを使った測量やインフラ点検に従事されている方は足を運んでみてはいかがだろうか。

ドローン測量 & インフラ点検 無料実演会 申し込み先
 https://sekido-rc.com/?pid=137396306

 DJI:
 https://www.dji.com/jp
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WRITTEN by

デジコン編集部

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