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デジコン編集部 2026.4.6

津波・高潮時に海水浴客へ避難指示をドローンで放送。双葉電子工業がスピーカー搭載「FMC-02」で千葉市の実証実験に協力

CONTENTS
  1. 飛行音・波音・速度・離隔距離が音声の聞こえ方に与える影響を定量的に検証
  2. 令和6年能登半島地震でも現地支援。高い耐環境性能が災害対応の実績を支える
双葉電子工業(千葉県茂原市)は、2026年2月26日および3月2日に千葉市美浜区のいなげの浜で実施された「千葉市ドローン社会課題対策事業 PoC」において、産業用ドローン「FMC-02」にスピーカーを搭載してカスタムした機体の提供・運用に協力したと発表した。

本事業はJUIDA(一般社団法人 日本UAS産業振興協議会)の依頼を受けたもので、地震による津波や台風による高潮発生時に海上および海岸付近の海水浴客等へ音声で情報提供・避難指示を行う際の有効性を検証することを目的としている。

飛行音・波音・速度・離隔距離が音声の聞こえ方に与える影響を定量的に検証


実証では複数の検証パターンを設定し、音声の伝わり方を評価した。

双葉電子工業は2種類の特性が異なるスピーカーを用途に応じて付け替えるカスタム対応を実施し、現場での運用・音声の聞き取り確認・測定器による音量測定を担当した。


実験の結果、ドローンの飛行音や波音の影響、飛行速度と人との離隔距離が放送音声の聞こえ方にどの程度影響を与えるかを定量的に確認することができた。

令和6年能登半島地震でも現地支援。高い耐環境性能が災害対応の実績を支える


双葉電子工業の産業用ドローンは耐風性・防水性などの高い耐環境性能を特徴としており、令和6年能登半島地震の際にもJUIDAの依頼を受けて現地での支援活動を行った実績を持つ。


同社はJUIDAの災害対応部隊「JUIDA-D³(Drone Disaster Dispatch)」の会員として活動しており、今後も本事業の成果を活かして災害対応能力のさらなる向上とドローンの社会実装促進に取り組む方針だ。







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