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IHI、世界最長吊橋の建設事業に参画。中央径間3300メートルのメッシーナ海峡大橋を2025年内着工

IHIは、イタリア最大手ゼネコンのWebuild社をリーダーとする特定目的会社Eurolink社の一員として、メッシーナ海峡大橋建設事業に参画することを発表した。
イタリア政府出資のメッシーナ海峡公団とEurolink社が契約調印したこのプロジェクトは、中央径間3300メートルの世界最長吊橋の建設を目指している。
メッシーナ海峡大橋は、イタリア本土のカラブリア州とシチリア島のシチリア自治州を結ぶ道路・鉄道併用の吊橋として建設される。
中央径間3300メートルは、現在世界第1位であるトルコ西部のチャナッカレ1915橋(中央径間2023メートル)を大きく上回る規模となる。
主塔の高さ399メートルにおいても世界最高を記録する予定で、橋梁建設における新たな技術的挑戦となる。

橋梁の幅員は60メートルで、鉄道2車線と道路6車線を併設する構造である。
プロジェクトは2025年内の着工を予定しており、工期は7年強を見込んでいる。
Eurolink社は、Webuild社に加えて、Webuild社と大型インフラプロジェクトで協業実績を有するスペインのゼネコンSacyr社、国内外で吊橋の豊富な実績を持つIHI、イタリアのゼネコンCondotte社とItinera社の計5社で構成されている。
Webuild社はイタリアやトルコの大型橋梁を含めインフラ建設において世界でリーダー的な立場にある企業である。
IHIグループは、2023年にルーマニアにおける同国最長の大型吊橋ブライラ橋をWebuild社と共同で建設した実績を有している。
また、トルコの吊橋であるイズミット湾横断橋(オスマン・ガーズィー橋)をはじめ、海外の大型橋梁建設において豊富な経験を積んでいる。
本プロジェクトの完成により、人・物の流れが活性化し、イタリア南部の経済発展に寄与することが期待されている。
また、欧州連合が促進する欧州横断輸送ネットワーク(欧州連合の道路・鉄道・空路・水路の輸送ネットワーク)の重要なセクションとしての役割も担う。
イタリア政府出資のメッシーナ海峡公団とEurolink社が契約調印したこのプロジェクトは、中央径間3300メートルの世界最長吊橋の建設を目指している。
主塔高399メートルで世界最高、道路と鉄道併用で7年強の工期を予定
メッシーナ海峡大橋は、イタリア本土のカラブリア州とシチリア島のシチリア自治州を結ぶ道路・鉄道併用の吊橋として建設される。
中央径間3300メートルは、現在世界第1位であるトルコ西部のチャナッカレ1915橋(中央径間2023メートル)を大きく上回る規模となる。
主塔の高さ399メートルにおいても世界最高を記録する予定で、橋梁建設における新たな技術的挑戦となる。

橋梁の幅員は60メートルで、鉄道2車線と道路6車線を併設する構造である。
プロジェクトは2025年内の着工を予定しており、工期は7年強を見込んでいる。
Eurolink社は、Webuild社に加えて、Webuild社と大型インフラプロジェクトで協業実績を有するスペインのゼネコンSacyr社、国内外で吊橋の豊富な実績を持つIHI、イタリアのゼネコンCondotte社とItinera社の計5社で構成されている。
Webuild社はイタリアやトルコの大型橋梁を含めインフラ建設において世界でリーダー的な立場にある企業である。
IHIグループは、2023年にルーマニアにおける同国最長の大型吊橋ブライラ橋をWebuild社と共同で建設した実績を有している。
また、トルコの吊橋であるイズミット湾横断橋(オスマン・ガーズィー橋)をはじめ、海外の大型橋梁建設において豊富な経験を積んでいる。
本プロジェクトの完成により、人・物の流れが活性化し、イタリア南部の経済発展に寄与することが期待されている。
また、欧州連合が促進する欧州横断輸送ネットワーク(欧州連合の道路・鉄道・空路・水路の輸送ネットワーク)の重要なセクションとしての役割も担う。
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