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岩崎電気、電磁誘導技術によるRLS腐食検出システムをNETIS登録。鉄製ポールの腐食診断時間とコストを大幅削減

岩崎電気は、あらゆる鉄製ポールを対象に腐食レベルを短時間・低コストで測定する「RLS腐食検出システム」をNETISに登録したと発表した。
電磁誘導技術を活用した腐食検知手法により、利用者の安全確保に貢献する新しいポール腐食診断システムとして提案している。
従来は超音波厚さ計で1点1点の測定値から複合的に腐食判断し、必要に応じて掘削検査をするために多大な労力を費やしてきた。
RLS腐食検出システムの活用により目視評価と組み合わせ、ポール地表面下100mm範囲までの腐食レベルを掘削をせずとも判断することが可能となる。
(RLS腐食検出システムの検出イメージ)
この技術により診断時間とコストを大幅に削減できる効果が期待されている。
本技術は、イギリスの試験機関CMT社で発明され「RLS™(Relative Loss of Section)」システムと名づけられた。
イギリスにおいて埋め込みタイプの照明ポールの腐食を検出し、定量化する唯一のUKAS認定システムとして運用されている。
RLS™システムは、シンガポール認定評議会SACにも認定されており、各国の行政機関に認められている。

世界での運用実績は260万本を超え、国内での実証実験でも100本以上を評価し、妥当性が確認されている。
国内の実証実験では、地表面下部の腐食測定値の整合確認のため掘削し、腐食穴を発見するなど診断の妥当性を確認している。
NETIS登録により、道路設備の維持管理に貢献するシステムを活用する機会が拡大した。
公共工事のさまざまな施設に対応し、送配電通信用電柱やテレメーターなどに用いられる鋼板組立柱についても利用できる。
岩崎電気は当システムのほか、道路灯用LEDランプユニットや屋外用無停電電源装置、LEDトンネル照明灯具などもNETIS登録し、予防保全の促進にさまざまな技術で貢献している。
電磁誘導技術を活用した腐食検知手法により、利用者の安全確保に貢献する新しいポール腐食診断システムとして提案している。
掘削不要で地表面下100mm範囲までの腐食レベルを判断可能
従来は超音波厚さ計で1点1点の測定値から複合的に腐食判断し、必要に応じて掘削検査をするために多大な労力を費やしてきた。
RLS腐食検出システムの活用により目視評価と組み合わせ、ポール地表面下100mm範囲までの腐食レベルを掘削をせずとも判断することが可能となる。

この技術により診断時間とコストを大幅に削減できる効果が期待されている。
本技術は、イギリスの試験機関CMT社で発明され「RLS™(Relative Loss of Section)」システムと名づけられた。
イギリスにおいて埋め込みタイプの照明ポールの腐食を検出し、定量化する唯一のUKAS認定システムとして運用されている。
RLS™システムは、シンガポール認定評議会SACにも認定されており、各国の行政機関に認められている。

世界での運用実績は260万本を超え、国内での実証実験でも100本以上を評価し、妥当性が確認されている。
国内の実証実験では、地表面下部の腐食測定値の整合確認のため掘削し、腐食穴を発見するなど診断の妥当性を確認している。
NETIS登録により、道路設備の維持管理に貢献するシステムを活用する機会が拡大した。
公共工事のさまざまな施設に対応し、送配電通信用電柱やテレメーターなどに用いられる鋼板組立柱についても利用できる。
岩崎電気は当システムのほか、道路灯用LEDランプユニットや屋外用無停電電源装置、LEDトンネル照明灯具などもNETIS登録し、予防保全の促進にさまざまな技術で貢献している。
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