鹿島建設は、調布実験場の無響室をリニューアルし、音を反射する床や測定装置を完全に排除した新型無響室の運用を開始した。
天井裏のキャットウォークから細いワイヤーやシャフトで測定対象を吊下げ、空中での音響実験を実現した。
壁・床・天井を吸音楔で覆い、室内の音の反射を限りなくゼロに近づけている。
四方の壁に設置したワイヤーワークでミリ単位の位置調整が可能となっている。
キャットウォークの回転装置により、0.1度ステップでの角度調整にも対応する。
英国サウサンプトン大学と共同開発した立体音響技術「OPSODIS」の性能向上にも活用する。
音楽ホールやスタジオの音響設計に必要な、壁面材料の特性や頭部伝達関数の精密計測を行う。
0.1度単位の精密測定が可能に
天井裏のキャットウォークから細いワイヤーやシャフトで測定対象を吊下げ、空中での音響実験を実現した。
壁・床・天井を吸音楔で覆い、室内の音の反射を限りなくゼロに近づけている。
四方の壁に設置したワイヤーワークでミリ単位の位置調整が可能となっている。
キャットウォークの回転装置により、0.1度ステップでの角度調整にも対応する。
英国サウサンプトン大学と共同開発した立体音響技術「OPSODIS」の性能向上にも活用する。
音楽ホールやスタジオの音響設計に必要な、壁面材料の特性や頭部伝達関数の精密計測を行う。
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