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フジタとトクヤマがCO2排出ゼロの歩道ブロックを開発。木質バイオマス発電の副産物を活用。保水性も67%向上
フジタとトクヤマは、木質バイオマスガス化発電の副産物である炭を利用した、環境配慮型インターロッキングブロックを共同開発した。
副産物の炭を粒状に加工して成形体とし、コンクリートと混合することで、材料由来の温室効果ガス排出量を実質ゼロとした。
歩道用舗装材に必要な曲げ強度3.0N/mm2を確保しながら、通常のブロックと比較して保水量が67%、吸上げ率が30%向上している。
30〜80%の炭素を含有する副産物を、コンクリートの骨材として使用できるよう粒状に加工した。
保水性能の向上により、路面温度の低下が期待でき、都市部のヒートアイランド現象緩和に寄与する。
トクヤマグループでの製造体制を確立し、性能向上と安定供給体制の構築を進める方針である。
副産物の炭を粒状に加工して成形体とし、コンクリートと混合することで、材料由来の温室効果ガス排出量を実質ゼロとした。
歩道用舗装材に必要な曲げ強度3.0N/mm2を確保しながら、通常のブロックと比較して保水量が67%、吸上げ率が30%向上している。
産業副産物を骨材として活用。炭素貯留でカーボンニュートラルを実現
30〜80%の炭素を含有する副産物を、コンクリートの骨材として使用できるよう粒状に加工した。
高い保水性でヒートアイランド対策にも貢献
保水性能の向上により、路面温度の低下が期待でき、都市部のヒートアイランド現象緩和に寄与する。
トクヤマグループでの製造体制を確立し、性能向上と安定供給体制の構築を進める方針である。
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