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デジコン編集部 2024.4.4

ANDPADが新機能を搭載。「豆図付き黒板」をAIが10秒で生成

アンドパッドは、配筋リストのPDFファイルから豆図や黒板へ記載する内容の画像やテキストを、AIで自動検出して黒板を作成する「黒板AI作成」の提供を開始した。

「黒板AI作成」は、配筋リストのPDFファイルからAIにより、自動で豆図付き黒板を作成できる機能。開発時の効果検証では、豆図付き黒板の作成時間を1枚あたり約10秒に短縮した。


作成手順は、配筋リストを含む図面のPDFファイルをクラウドにアップロードするだけで、AIが豆図と黒板内容を自動検出する。

手動で切り取り位置を調整し、黒板レイアウトを選べば、後は自動で豆図付き黒板が生成される。作成した黒板は、施工管理アプリ「ANDPAD」の該当案件内に保存されるため、すぐに現場で撮影できる。

従来は、配筋リストからの豆図画像の保存や黒板内容の転記は1カ所ずつ手作業で行っており、大規模な建築現場では1現場で1万枚以上の黒板作成が必要になることもあるため、豆図付き黒板の作成に多くの時間がかかっていた。

「黒板AI作成」を利用することで、豆図画像の保存や黒板内容のテキストの転記作業をAIで自動化し、豆図付き黒板作成業務の効率化が実現する。

黒板AI作成は、黒板作成から、黒板付き写真撮影、写真整理、写真台帳作成まで一元管理する「ANDPAD黒板」のオプション機能で、標準となる「ANDPAD施工管理」に加えて別途契約が必要になる。



参考・画像元:アンドパッドプレスリリース
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デジコン編集部

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