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デジコン編集部 2024.4.1

DJI、自動ドックソリューション「DJI Dock 2」を発表!測量向け「DJI Matrice 3D」/点検向け「DJI Matrice 3TD」を搭載!

2024年3月27日、DJIは、産業用自動ドックソリューション「DJI Dock 2」の販売を開始した。

特別設計のドローン「DJI Matrice 3D/3TD」と、機体を収納する軽量型ドックで構成されるドローン・イン・ア・ボックス(DiaB:自動的にドローンを展開し、自己完結型の着陸ボックスに戻すシステム)は、設置・運用が簡単で、費用対効果に優れる。

ドローンオペレーションをクラウドベースで管理するオールインワン型プラットフォーム「DJI FlightHub 2」に対応し、自動化された飛行ミッションの管理やモニタリングを行うことができる。


前モデルと比較して、DJI Dock 2は大幅に小型化・軽量化された一方で、より優れたオペレーション能力とクラウドベースのスマート機能を提供する。

例えば、DJI FlightHub 2を併用すると、収集した飛行データを基に、高精度の3Dモデルを作成することが可能だ。

また、この情報を使用して、次の飛行ミッションでも、ドローンが自動でカメラ角度を調整して、同じエリアを撮影できるようにプログラムすることもできる。

このような機能を活用して、ルーティン化された測量タスクを自動化し、人員の安全性と業務の効率性を向上することが可能になる。

測量向け「Matrice 3D」


自動マッピング&測量用に設計されたモデル。望遠カメラ(1/2インチ CMOS、35 mm判換算162 mm相当、有効画素数12 MP)、メカニカルシャッターを備えた広角カメラ(4/3型 CMOS、35 mm判換算24 mm相当、有効画素数20 MP)を搭載し、1:500スケールの高精度マッピングタスクの要件を満たす。

点検向け「Matrice 3TD」


安全業務や点検業務用に設計されたモデル。搭載カメラは、Matrice 3Dと同じ望遠カメラに加え、Matrice 3Dのものとは異なる広角カメラ(1/1.32インチ CMOS、35 mm判換算24 mm相当、有効画素数48 MP)を搭載。

また、赤外線カメラ(35 mm判換算40 mm相当、ノーマルモード解像度640×512、UHR(超解像度)赤外線画像モード解像度1280×1024、28倍デジタルズーム)が追加され、可視光画像とサーマル画像の両方で描写できる。


DJI Dock 2の両バージョン(DJI Dock 2 + DJI Matrice 3D、DJI Dock 2 + DJI Matrice 3TD)は、DJI Enterpriseの正規販売代理店で3月26日より予約を受け付けている。





参考・画像元:DJI プレスリリース
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デジコン編集部

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