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飛島建設、工事振動を低減する「防振堤」の改良に成功。15Hz以下にも対応
飛島建設は、埼玉大学大学院と共同で、建設工事の振動対策技術「防振堤」の施工性などを改良し、振動への適用範囲を15Hz(ヘルツ)以下まで拡大した。
「防振堤」は振動の伝播(でんぱ)経路に設置することで建設工事の振動を低減する技術。
飛島建設は今回、2020年3月に埼玉大学大学院 理工学研究科の松本泰尚教授と共同開発した、防振堤の1種である「質量体」の重りを改良し、施工性と耐久性を向上させた。
また、新たに振動系の防振堤を開発し、振動への適用範囲を15Hz以下までの拡大に成功した。
防振堤は藤崎商会が特許取得済みの技術のため、飛島建設は実施許諾契約を締結し、販売およびレンタルによる展開が可能になった。
今後はNETIS登録による技術の活用促進を図るとともに、地盤条件と低減効果の関係に関する検証を続けていく。
「防振堤」は振動の伝播(でんぱ)経路に設置することで建設工事の振動を低減する技術。
飛島建設は今回、2020年3月に埼玉大学大学院 理工学研究科の松本泰尚教授と共同開発した、防振堤の1種である「質量体」の重りを改良し、施工性と耐久性を向上させた。
また、新たに振動系の防振堤を開発し、振動への適用範囲を15Hz以下までの拡大に成功した。
防振堤は藤崎商会が特許取得済みの技術のため、飛島建設は実施許諾契約を締結し、販売およびレンタルによる展開が可能になった。
今後はNETIS登録による技術の活用促進を図るとともに、地盤条件と低減効果の関係に関する検証を続けていく。
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