国交省、建設業法改正を12月13日から施行。監理技術者の複数現場兼務を可能に
用語辞典
CIM(しむ)
「Construction Information Modeling / Management」の略。今は「BIM/CIM」と併記されることが多い。測量・設計・施工・維持管理のプロセスを通して3次元モデルを導入し、仕様や時間・コストなどのさまざまな情報も含めて一元化して、作業効率化やスムーズな情報共有をめざす。
自己修復材料(じこしゅうふくざいりょう)
鉄鋼材料やコンクリートなどで、損傷部を保護・自己修復できる機能をもつ材料のこと。公共インフラの寿命を伸ばすためにも、研究が進められている。
スタートアップ(すたーとあっぷ)
革新的な技術やサービスで新たなビジネスモデルや市場を開拓し、急成長をめざす企業のこと。
スマートシティ(すまーとしてぃ)
IoTの技術を用いて、水道や電気などの基礎インフラと生活インフラ・サービスを効率的に管理し、一人ひとりの生活の質を高めて継続的な経済発展をめざす新しい都市のこと。
Smart Field(すまーとふぃーるど)
株式会社オプティムがリリースした、現場管理・支援サービス。スマートグラスなどのIoTデバイスを用いた遠隔作業支援や、AIでの画像・音声解析も。作業の効率化やヒューマンエラーの防止が見込める。
3Dプリンター(すりーでぃーぷりんたー)
3DCADの設計データをもとに、さまざまな材料を積み重ねて立体をつくる機器のこと。建設業界でも、セメント系材料を用いて実際の建物をつくることができ、作業の効率化やコスト削減が見込めるため、注目されている。
ソサエティ 5.0(そさえてぃごてんぜろ)
Society 5.0(ソサエテイ 5.0)とは、日本政府が掲げる、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、5つ目の新しい社会のコンセプトのこと。IoT・AI・ロボット・ビッグデータなどのIT技術を取り入れ、経済発展と社会的課題の解決を両立できる、人間中心の豊かな社会をめざす。「超スマート社会」とも呼ばれる。