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デジコン編集部 2026.7.17

DJIがMatrice 400向けパラシュートを発表。応答時間600ms未満・降下速度5m/s未満で機体を守る。

CONTENTS
  1. 応答時間600ms未満・降下速度5m/s未満で機体・ペイロード・地上の安全を保護。EU/UKの安全運用要件にも準拠
  2. EU「STS-01」「STS-02」対応・C5/UK5クラス適合。展開後は1時間の警告音と高輝度フラッシュで地上の人々に退避を促す
DJIは2026年7月8日、産業用ドローンMatrice 400向けの安全システム「DJI AP100 Parachute」を発表した。

機体後部への取り付けを想定し、重量約935gに設計された付加安全システムで、Matrice 400の最大離陸重量15.8kgを維持しつつ飛行時間への影響を約6分程度に最小限に抑える設計だ。

独立した電源と冗長化した経路を備え、手動および自動の両方の展開に対応する。

応答時間600ms未満・降下速度5m/s未満で機体・ペイロード・地上の安全を保護。EU/UKの安全運用要件にも準拠


AP100 Parachuteの中核は「独立性」と「冗長性」だ。

Matrice 400の電源投入時から飛行終了まで、運用の安全性を独立して確保する自己完結型の安全モジュールとして機能する。



ガスジェネレーターと通信リンクの状態を継続的に監視し、異常発生時にはリアルタイムで警告を送信する。独立したフライト制御システムとセンサーを搭載し、インテリジェントアルゴリズムでドローンとパラシュート間のデータをリアルタイム相互検証することで誤作動リスクを大幅に低減する。

飛行姿勢や速度に異常が検知された場合、パラシュートは600ms以内に自動展開し、降下速度5m/s未満で降下する。

DJI Pilot 2の画面上のスライダー操作による手動展開にも対応し、EU/UKでは設定したジオケージング境界をドローンが越えた際の自動展開や、DJI FlightHub 2のFlight Termination System(FTS)からの遠隔展開も可能だ。

EU「STS-01」「STS-02」対応・C5/UK5クラス適合。展開後は1時間の警告音と高輝度フラッシュで地上の人々に退避を促す


AP100 Parachuteを搭載することでMatrice 400産業用ドローンはEASA(欧州連合航空安全機関)およびCAA(英国民間航空局)の運用安全要件を満たすことができる。

既存のMatrice 400への装着でSTS-01のC5/UK5要件を、新規のDJI Matrice 400(C6)Worry-Free Plus ComboではSTS-02のC6/UK6要件を満たす。人口密集した都市部上空での飛行(STS-01)や目視外飛行BVLOS(STS-02)などの標準シナリオへの対応が可能になる。

Matrice 400と同じIP55防塵防水性能と-20〜50℃の温度範囲での動作に対応し、展開後は約1時間にわたり大音量の警告音と高輝度フラッシュライトを継続的に発することで地上の人々に退避を促す。DJI Enterprise公式販売代理店を通じて販売予定。









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デジコン編集部

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