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鉄骨柱の計測を15分から15秒へ。ニコン初のスピンオフ「クロスセクター」、累計7.7億円を調達
鉄骨柱の計測を自動化する建築センシングサービス「Frame Finder」を手がけるクロスセクターは、シード期からシリーズAまでの累計で、出資と金融機関からの融資を合わせて7.7億円を調達したと発表した。資金調達の公表は、今回が初めてだ。

ニコンの精密計測技術を社会実装する「ニコン初のスピンオフ企業」として、調達資金をセンサーの増産や鉄骨の自動調整機構の開発、組織体制の強化に充てる。
建設現場では、熟練技能者の高齢化と人材不足が進むなか、施工品質を維持しながら生産性を高めることが求められている。
とりわけ鉄骨の組立工程では、柱の位置を測り、調整や締結の後に再び測る作業が繰り返され、測量を担う人材の確保が工程管理にも影響する。
クロスセクターは、この繰り返しの測定を効率化し、限られた人員でも精度の高い品質管理を行える仕組みを提供する。
「Frame Finder」は、初回に従来の測量機で測定した柱頭位置を基準に、建て入れ直しや本締め、溶接などの工程で生じる柱頭位置の変化を、センサーで自動計測するサービスだ。
これにより、鉄骨柱1本あたりの測定時間を、従来の15分から15秒へと短縮する(同社の測定条件による)。
測定データはクラウドへ自動保存され、現場の端末から結果を確認できるほか、管理者による進捗確認や工程承認にも活用できる。
測定から記録・確認までをつなぎ、手作業による転記の負担やミスを減らすことで、省人化と品質管理の信頼性を両立する。
精度面では、所定の使用方法に従って測定した高さ12mの1節の鉄骨柱について、柱頭位置で1mm以内相当の測定精度が確認されている。
開発元のニコンは、日本建築総合試験所の建築技術性能証明(GBRC性能証明第24-23号)を取得済みだ。
2026年10月時点で、大手建設会社を中心に30件以上の現場で実証実験や試験導入を実施している。
鉄骨測定だけでなく、山留壁や水平方向のトラス構造などの建築向け測定をはじめ、橋梁などのインフラ測定にも導入を進めている。
クロスセクターは、ニコン初のスピンオフ企業として2025年3月19日に設立され、同年7月1日に本格営業を開始した。
主要投資家には、ニコン、Coral Capital、みずほキャピタル、アニマルスピリッツ26投資事業有限責任組合、三伸機材、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタルが名を連ねる。
現在は各所からの引き合いがあり、シリーズAの調達資金では、センサーの増産を第一優先として進める。
あわせて、組織体制の強化や、将来を見据えた鉄骨の自動調整機構の開発にも活用する。
今後は、鉄骨建方を中心に活用してきた精密計測技術とクラウドによるデータ管理の仕組みを、建築・土木分野のさまざまな構造物へ展開する方針だ。

ニコンの精密計測技術を社会実装する「ニコン初のスピンオフ企業」として、調達資金をセンサーの増産や鉄骨の自動調整機構の開発、組織体制の強化に充てる。
測量人材の不足が工程管理に影響。繰り返しの測定が負担に
建設現場では、熟練技能者の高齢化と人材不足が進むなか、施工品質を維持しながら生産性を高めることが求められている。
とりわけ鉄骨の組立工程では、柱の位置を測り、調整や締結の後に再び測る作業が繰り返され、測量を担う人材の確保が工程管理にも影響する。
クロスセクターは、この繰り返しの測定を効率化し、限られた人員でも精度の高い品質管理を行える仕組みを提供する。
基準位置からの変化をセンサーで自動計測。1本15秒、クラウドに記録
「Frame Finder」は、初回に従来の測量機で測定した柱頭位置を基準に、建て入れ直しや本締め、溶接などの工程で生じる柱頭位置の変化を、センサーで自動計測するサービスだ。
これにより、鉄骨柱1本あたりの測定時間を、従来の15分から15秒へと短縮する(同社の測定条件による)。
測定データはクラウドへ自動保存され、現場の端末から結果を確認できるほか、管理者による進捗確認や工程承認にも活用できる。
測定から記録・確認までをつなぎ、手作業による転記の負担やミスを減らすことで、省人化と品質管理の信頼性を両立する。
精度面では、所定の使用方法に従って測定した高さ12mの1節の鉄骨柱について、柱頭位置で1mm以内相当の測定精度が確認されている。
開発元のニコンは、日本建築総合試験所の建築技術性能証明(GBRC性能証明第24-23号)を取得済みだ。
2026年10月時点で、大手建設会社を中心に30件以上の現場で実証実験や試験導入を実施している。
鉄骨測定だけでなく、山留壁や水平方向のトラス構造などの建築向け測定をはじめ、橋梁などのインフラ測定にも導入を進めている。
センサー増産を最優先に。2028年までに国内の業界標準化を目指す
クロスセクターは、ニコン初のスピンオフ企業として2025年3月19日に設立され、同年7月1日に本格営業を開始した。
主要投資家には、ニコン、Coral Capital、みずほキャピタル、アニマルスピリッツ26投資事業有限責任組合、三伸機材、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタルが名を連ねる。
現在は各所からの引き合いがあり、シリーズAの調達資金では、センサーの増産を第一優先として進める。
あわせて、組織体制の強化や、将来を見据えた鉄骨の自動調整機構の開発にも活用する。
今後は、鉄骨建方を中心に活用してきた精密計測技術とクラウドによるデータ管理の仕組みを、建築・土木分野のさまざまな構造物へ展開する方針だ。
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建設土木のICT活用など、
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