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デジコン編集部 2026.10.5

NTTドコモビジネス、工程アプリ「GaNett」を竹中工務店・清水建設の建築現場へ本格展開。工程管理をクラウドで一元化

CONTENTS
  1. 図面はBIMで進む一方、工程管理のデジタル化が遅れていた
  2. 工程情報をリアルタイムに共有・同時編集。属性情報を付与した管理も
  3. 将来はAIで遅延リスク予測へ。実装モデルを業界全体に展開
NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)は、建設業向けクラウド型工程アプリ「GaNett®」を、竹中工務店と清水建設の日本国内の建築現場へ本格展開した。

2023年7月に開始した3社による「施工管理業務のDX」協業の一環で、工程情報のデータ活用を通じて、現場業務の最適化から経営判断の高度化までを支援する。

図面はBIMで進む一方、工程管理のデジタル化が遅れていた


建設業界は、時間外労働の上限規制や就業人口の減少・高齢化といった課題に直面しており、DXによる現場全体の生産性向上が求められている。

もっとも、図面管理の分野ではBIMの活用が進む一方、工程管理の分野ではデジタル化やデータ連携が遅れ、施工管理業務全体のDXは十分に進展していなかった。

とりわけ工程計画は個人の経験やノウハウへの依存度が高く、工程情報が現場ごとに分散管理されていたため、関係者間での迅速な情報連携やナレッジの蓄積・活用が課題となっていた。

こうした課題の解決に向け、3社は2023年7月から工程情報に着目した協業を開始し、「GaNett」の開発を進めてきた。

工程情報をリアルタイムに共有・同時編集。属性情報を付与した管理も


「GaNett」は、クラウド上で工程情報をリアルタイムに共有・更新することで、現場の関係者間の情報同期を実現し、最新の工事情報にもとづく円滑な現場運営を支援するアプリだ。


両社の建築現場に関する知見を反映し、実際の現場で活用できるサービスとして開発された。

機能面では、工程表をクラウド上で複数人が共有・同時編集でき、常に最新の工程表を関係者へタイムリーに共有できる。

さらに、工種や協力会社、施工量、施工場所、人工(にんく)などの属性情報を付与することで、過去案件との比較分析や類似工事の計画立案に活用できる。

ネットワーク形式やバー形式、テーブル工程など用途に応じた表示形式の選択や、帳票フォーマットに合わせたレイアウトのカスタマイズにも対応する。

加えて、作業員や資材などを手配するアプリ「tateras®手配」とデータ連携することで、工程計画に合わせた手配を可能にし、作業手配の抜け漏れを減らす。

将来はAIで遅延リスク予測へ。実装モデルを業界全体に展開


本取り組みにより、両社の建築現場では、施工情報をリアルタイムで同期・一元管理し、多様なデータの活用による高度な工程管理と生産性向上を実現する。

NTTドコモビジネスは、現場ごとに分散していた工程情報の一元管理による施工管理業務の最適化や、現場とバックオフィス部門の連携強化を進める。





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