ニュース
デジコン編集部 2022.5.30

デジタルツインソフトウェア「TRANCITY」発売。鉄道・インフラDXを推進。CalTaら3社

CalTa、JR東日本コンサルタンツ、JR東日本の3社は、デジタルツインソフトウェアを開発したと発表した。名称は「TRANCITY」。インフラDXの推進に向け、同ソフトウェアのクラウドサービスを開始する。

「TRANCITY」は、現場管理業務をデジタル地図上で実施可能なソフトウェアだ。動画をアップロードするだけで、3次元地図データ内の現実空間と同じ場所に点群が生成される。主な機能は以下の通りだ。


  • 小型ドローンによる撮影動画のほか、スマホやタブレットで撮影した動画をアップロードすることで、点群を自動生成・可視化。寸法計測などが可能。
  • 取得時期の異なる点群を重ねたり、BIMデータを点群に重ねて表示でき、時期の異なる現況確認や、計画構造物との比較が可能。
  • 撮影動画から切り出した写真の表示や、3次元空間内でのメモやURLの保存ができ、関係者間での情報共有のほか、各種資料に紐付けできる。
  • 時系列表示バーにより、取得したデータがいつの情報か容易に管理できる。
  • 直感的に扱えるUIを搭載。ブラウザ上で複数人の同時アクセスも可能。
  • 一般的なPCやタブレットで操作が可能。

販売開始は2022年6月の予定。


CalTa
https://calta.co.jp/

画像:CalTa プレスリリース/CalTa HP より
印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。