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デジコン編集部 2025.10.15

荒木組がスマホ測量アプリ「Geo Scan」を導入。1人作業化で建設現場のDXと省人化を加速

荒木組は、令和6年度旭川内山下堤防整備工事の建設現場における業務効率化と生産性向上を目的として、オプティムが開発・提供するスマホ測量アプリOPTiM Geo Scan」を導入した。

この導入は現場で働く若手社員の提案をきっかけに実現したもので、同社としてもDX推進を現場起点で進める新たな試みとなる。

建設業界では慢性的な担い手不足と技術継承の停滞が深刻化しており、現場の生産性と働き方に対する根本的な見直しが求められている。

iPhoneとGNSSレシーバーで高精度な三次元測量が可能に


OPTiM Geo Scanは、従来の測量作業に必要だった高額な機器や複数名での作業を不要とし、1人・短時間・低コストで精度の高い測量が可能である。

同社では、測量・出来形確認などの作業時間の削減、若手や未経験者でも即戦力化できる現場運営の実現、外注や重機使用の抑制によるコスト削減と環境負荷低減などの活用効果を見込んでいる。


この取り組みは生産性向上だけでなく、若手や女性も活躍しやすい現場づくりや柔軟な働き方の実現を目指したものでもある。

経験や体力に依存しない業務設計により、建設業界が抱える担い手不足という構造的課題に現場からアプローチしていく方針だ。

報道関係者向けに2025年10月23日14時から16時まで、岡山市北区京橋町の現場で技術デモンストレーションを実施する予定である。


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