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デジコン編集部 2025.1.20

BRANUと三井住友海上が建設DXで協業。建設事業者向け保険試算ツールを開発

建設業界のDX化を推進するBRANU社は、三井住友海上火災保険と業務提携し、建設事業者向けの経営支援と保険サービスを統合したプラットフォームの提供を開始すると発表した。

建設業界の経営課題を解決する包括的なソリューションを提供


BRANUが展開する「CAREECON Platform」は、建設事業者向けマッチングサイト「CAREECON」と統合型ビジネスツール「CAREECON Plus」で構成される建設DXプラットフォームである。

受発注業務のオンライン化や人材不足などの課題解決に取り組んできた同社は、三井住友海上が持つリスク管理ノウハウを活用し、より包括的な支援体制を構築する。

三井住友海上は、建設業界特有の労災防止や自然災害対策、BCP策定支援などのリスク管理ソリューションを提供してきた実績を持つ。

両社の協業により、新たに開発中の概算保険料試算ツールでは、建設事業者が必要最小限の情報入力で保険料の試算が可能となる。

三井住友海上の全国代理店ネットワークを活用し、専門知識を持つ代理店による迅速な対応とカスタマイズされた保険提案も実現する。

自然災害、労務管理、サイバーリスクへの対応をテーマとしたセミナーの開催や、中小建設業者向けの具体的なリスク管理支援も提供される。

三井住友海上の100%子会社である三井住友海上エイジェンシー・サービス株式会社が、詳細な提案および契約手続きを担当する。

今後は「CAREECON Platform」の機能拡充や新たな保険サービスの開発を進め、建設業界のDX推進と安全性向上を加速させる方針だ。







参考・画像元:BRANU株式会社プレスリリースより
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デジコン編集部

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