コルクは、BIM/CIM共有クラウド「KOLC+」において、盛土量や切土量、差分土量を算出できる「土量計算」機能を公開した。
現場のタブレット端末やウェブブラウザだけで、誰でも短時間でデジタルツインを用いた土量管理が可能になる。
「KOLC+」ではBIM/CIMやLandXMLなどの3Dモデルに加えて、点群データを基準面や比較面として設定し、土量を計算できる機能を実装した。
2時期の点群を比較して法面崩壊時の切盛土量を把握するなど、土工の工程管理に有用である。
ビューア上で作成した計測領域を3Dサーフェス(TIN)として基準面に利用することもでき、草木や電柱といった不要部分が抽出されていないかを視覚的に検証するモードも搭載している。
BIM/CIMモデルやLandXMLファイルを比較面に設定することで、起工測量の点群との差分を一元管理でき、下部工の掘削土量計算にも対応可能である。
計測条件を保持できるため、再計算の際に誤差が生じにくい点も特徴となっている。
さらに計算した土量データをビューに保存し、共有URLを使って大容量ファイルをやり取りすることなく高速にレビューができる。
グリッド幅や比較面の設定値なども同時に保存されるため、次回以降は同条件で再度土量を算出できる仕組みも整備されている。
提供価格は月額5万円(税別)としており、100GB/100ユーザー/2現場分まで利用できる。初期費用は不要であり、今後も需要に応じたアップデートが行われる見込みである。
現場のタブレット端末やウェブブラウザだけで、誰でも短時間でデジタルツインを用いた土量管理が可能になる。
盛土量や切土量を可視化し、点群同士の差分まで算出できる新技術
「KOLC+」ではBIM/CIMやLandXMLなどの3Dモデルに加えて、点群データを基準面や比較面として設定し、土量を計算できる機能を実装した。
2時期の点群を比較して法面崩壊時の切盛土量を把握するなど、土工の工程管理に有用である。
ビューア上で作成した計測領域を3Dサーフェス(TIN)として基準面に利用することもでき、草木や電柱といった不要部分が抽出されていないかを視覚的に検証するモードも搭載している。
BIM/CIMモデルやLandXMLファイルを比較面に設定することで、起工測量の点群との差分を一元管理でき、下部工の掘削土量計算にも対応可能である。
計測条件を保持できるため、再計算の際に誤差が生じにくい点も特徴となっている。
さらに計算した土量データをビューに保存し、共有URLを使って大容量ファイルをやり取りすることなく高速にレビューができる。
グリッド幅や比較面の設定値なども同時に保存されるため、次回以降は同条件で再度土量を算出できる仕組みも整備されている。
提供価格は月額5万円(税別)としており、100GB/100ユーザー/2現場分まで利用できる。初期費用は不要であり、今後も需要に応じたアップデートが行われる見込みである。
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