行政・政策
デジコン編集部 2023.8.24

兵庫県、全県土山間部の高精度3次元点群データを公開!〜 ICT・データ利活用の総合窓口 もリニューアルオープン 〜

兵庫県は、50cmメッシュの3次元データの公開範囲を県全域の山間部に拡大し、WEBサイトにて公開した。

またこれに合わせて、兵庫県のICT・データ利活用の総合窓口「ICT・データHUBひょうご」をリニューアルオープン。

オープンデータの活用やスマートシティの取組みに関するご要望・ご相談・ご提案を受け付けている。

1 公開するデータ【公開日 2023年8月10日】


【内容・種類 データ形式】
  • 建物・樹木などの地物の高さを含む地表面 [DSM] 画像データ(緯度・経度・標高値を含む)
  • 建物・樹木などの地物の高さを含まない地盤面 [DEM]
  • 地形の微細な凹凸を表現する地図 [CS立体図]
  • ※航空レーザー測量(令和3年~4年度実施)により取得したデータ等を加工・作成
  • 公開範囲:別添「公開範囲図」のとおり
  • 利用方法 :以下の「G空間情報センター」のWebサイトからダウンロード



ビジネス・研究等での利活用


目的を問わず二次利用可能なデータ。様々な用途で利用可能。
(想定例)
  • 森林資源調査 ・災害被害シミュレーション
  • 遺跡分布調査 ・農業・林業機械の自動走行
  • 簡易測量・工事設計支援 ・地籍調査事業におけるリモートセンシングデータ利活用

ICT・データ利活用に関する兵庫県の総合窓口


“ICT・データHUBひょうご”。
兵庫県では、県・市町が抱える課題に対するICT・データ利活用による解決策の提案、ビジネス創出や研究開発に必要な行政データの提供・公開希望等を受け付けるため、ICT・データ利活用の総合窓口「ICT・データHUBひょうご」を設置している。

今回のデータ公開に合わせて、県ホームページの掲載内容を見直し、わかりやすく相談しやすい形に仕立て直した。

3次元データを活用した地域課題の解決策の提案、その他オープンデータの活用、スマートシティの取り組みなど、民間のテクノロジーを公共の課題解決に活かすシビックテック、ガブテック(Gov Tech)の窓口として利用可能だ。



身近な場所の「3次元点群データ」を取得してみたい方に!
スマホでカンタン&高精度で測量ができる
「OPTiM Geo Scan」がオススメ!


3次元点群データに興味がある。3次元データを自分で取得したい。そんなあなたにぴったりなアプリが「OPTiM Geo Scan」。

多くのゼネコンや中小規模の建設会社で導入されており、土木・建設の現場で広く普及しているアプリだ。


OPTiM Geo Scanは、LiDARセンサー搭載のiPhoneとGNSSレシーバー取得の位置情報を組み合わせて、対象をアプリでスキャンするだけで高精度な測量が可能。

国交省の「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)」に準拠し、起工測量だけでなく、中間出来高測量、出来形測量など多様な工程で利用できるという。




しかも、資格や経験がない人でも、ゲーム感覚でスマホをかざしながら簡単に測量可能だ。土木・建設、インフラ業界で、手軽かつ高精度な3D測量を求めるなら、「OPTiM Geo Scan」を一度試してみてはいかがだろうか。





参考・画像元:兵庫県プレスリリース/画像一部:デジコン編集部
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デジコン編集部

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