行政・政策
デジコン編集部 2026.6.3

5年間で1,000km整備完了・30年で高速ICから県庁まで完成へ。国交省が「第3次無電柱化推進計画」を決定

CONTENTS
  1. 高速道路ICから県庁を結ぶ区間を新たに「優先整備区間」に選定。中長期的に30年間で概ね完成を目指す
国土交通省道路局は令和8年6月2日、令和8年度を初年度とする「第3次無電柱化推進計画」を決定した。

無電柱化の推進に関する法律第7条に基づく国土交通大臣決定の計画で、激甚化・頻発化する災害対応と児童の安全確保を強化するため、今後5年間で新たに整備完了延長約1,000km・計画策定約4,000kmの目標を設定する。

高速道路ICから県庁を結ぶ区間を新たに「優先整備区間」に選定。中長期的に30年間で概ね完成を目指す


本計画の3つのポイントは以下の通りだ。まず「道路啓開の実効性の早期確保」として、災害時に緊急車両や物資が最初に通行する道路の啓開実効性を高めるため、新たに高速道路ICと県庁等を結ぶ区間を優先整備区間として選定し重点整備を進める。

中長期的にはこれらの区間の無電柱化を今後30年間で概ね完成させる方針だ。

次に「児童の事故リスクの着実な低減」として、通学路の多くに電柱が存在し児童が車道にはみ出して通行している実態を踏まえ、新たに通学路を無電柱化の対象とした目標値を設定する。

さらに「地域全体で切れ目のない景観の創出」として、観光地等での面的な無電柱化を図るため市町村における計画策定と景観・観光部局等との連携を強化する。

今後は経済産業省総務省・電線管理者等と連携して本計画に基づく無電柱化を加速する。






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