国交省。「Project PLATEAU RFI#2」を実施。2026年度事業に向けて10月31日まで意見を募集

国土交通省は2025年10月1日、都市デジタルツインの実装モデル推進に向けて「Project PLATEAU RFI#2」を実施すると発表した。

2026年度に実施を検討しているプロジェクトの募集テーマに対して意見を募集する。

プロトタイピングから実装フェーズへの移行を推進

同省が様々なプレイヤーと連携して推進するProject PLATEAUは、2020年度のスタート以降、そのポテンシャルを示すことに焦点を当て、様々な分野におけるソリューション開発やコミュニティ育成、技術開発等に取り組んできた。

これまでの取組みによって3D都市モデルの可能性が明らかになりつつある現在、PLATEAUはプロトタイピングのフェーズから、実際に役立つ具体的なサービスを実装するフェーズへと歩を進める必要がある。

2026年度では、地方公共団体、民間事業者、地域コミュニティ等の多様なプレイヤーによる取組みを後押しし、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の自律的な発展を目指して、更なる取組みの深化を図っていく。

今回のRFI#2は、先立って実施した情報提供依頼であるRFI#1で寄せられた多数のアイディア等を参考に作成した、来年度実施を検討しているプロジェクトの募集テーマに対して、さらなる意見を募集するものである。

募集期間は令和7年10月1日から10月31日までとなっている。

情報提供主体は、各募集テーマの実施主体となりうる企業、大学、研究機関、団体等である。

本年6月から7月にかけて実施した情報提供依頼RFI#1では、PLATEAUを実装フェーズへと進めていくための様々なプロジェクトアイディアを募集した。

今回の情報提供依頼RFI#2では、情報提供依頼RFI#1での提案等を参考に作成した8件の募集テーマに対して、よりスコープの解像度と技術的フィジビリティを高めるため、施策、スコープ、フィジビリティ等の観点から意見を募集する。

意見を提供される際は、応募様式の任意の項目について意見を記入の上、電子メールにて提出する。

本RFIで示す募集テーマは必ずしも来年度の事業テーマとして取り上げられるものではなく、また、本RFIで示されていないものでも来年度の事業テーマとなる場合がある。

応募ページでは、実施要領や応募様式等の詳細情報が掲載されている。