行政・政策
デジコン編集部 2025.5.21

国交省、中堅・中小建設企業向け「プロジェクトマネジメントセミナー」開催。海外進出に必要な契約管理や人材育成を全5回で学ぶ

国土交通省東京都市大学と共同で、中堅・中小建設企業の海外展開を促進するための「プロジェクトマネジメントセミナー」を開催する。

第1回は6月18日に「プロジェクトマネジメントの基礎知識」をテーマに渋谷で実施される。

実践経験豊富な専門家が指導、国際契約から現地資機材調達まで体系的に学べる半年間のプログラム


このセミナーは、建設業の海外事業展開に不可欠なプロジェクトマネジメント技術から国際契約管理、労務・人事管理までを包括的に学べる内容となっている。

講師陣には、JASMOC(中堅・中小建設企業海外展開促進協議会)運営委員長で高知工科大学名誉教授の草柳俊二氏をはじめ、豊富な実践経験を持つ専門家が名を連ねている。

全5回のプログラムは6月から12月にかけて実施され、各回で異なるテーマを取り上げる構成だ。


第1回の6月18日は「プロジェクトマネジメントの基礎知識」として、海外事業展開の意義や日本のODAの現状、国際建設プロジェクトの調達方式などについて学ぶ。

第2回は7月28日に「海外事業展開に必要な契約管理とプロジェクトマネジメント」をテーマに、国際建設契約約款や海外建設プロジェクトの工程管理とコスト管理について解説される。

第3回は9月4日に「プロジェクトマネジメントシステムと人材育成」、第4回は10月27日に「プロジェクトアドミニストレーション」、最終回となる第5回は12月12日に「海外プロジェクトの資機材調達」と、半年間にわたり実践的な内容を学ぶことができる。

セミナーでは質疑応答やディスカッションの時間も十分に確保されており、参加者の具体的な課題について議論する機会も設けられている。

開催場所はTCU Shibuya PXU(東京都市大学渋谷パクス)で、オンラインでの参加も可能である。

参加対象は主に中堅・中小建設企業だが、それ以外の建設企業や業界団体、支援機関なども参加できる。

対面参加の定員は50名程度で、オンライン参加には人数制限がない。

参加費は無料だが、対面参加者が多数の場合はオンラインでの参加に切り替えとなる可能性もある。

申し込みは専用フォームから6月10日までに行う必要がある。







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