DJI、スマート3Dモデル編集ソフトウェア「DJI Modify」を発表

DJIは3Dモデル用のインテリジェント編集ソフトウェア「DJI Modify」を発表した。

DJI Enterpriseドローン、3Dモデリング＆マッピングソフトウェアDJI Terraとシームレスに連携し、航空測量、モデリング、モデル編集向けの包括的なソリューションを提供する。これにより、DJI Enterpriseソリューションは、データ収集からデータ処理、モデル編集までの全工程をカバーできるようになった。

「DJI Modify」は、DJI Terra 3D モデリングプロジェクトを、ワンクリックで起動。‌

DJI Modifyが有効になると、事前に識別されたオブジェクトやモデルの前処理などを含むモデル編集用のDJI Terraファイルを自動で生成する。


3Dモデルの欠陥を、シームレスかつ効率的に修復することができる（現時点ではDJI Terraで生成されたモデルが対象）。

直感的な操作画面に加え、インテリジェント編集ツールに対応。モデルファイルは、DJI Terraやサードパーティ製ソフトウェアと互換性のあるPLY、OBJ、B3DM形式で素早くインポート・エクスポートできる。処理済みのモデルはクラウドでの共有が可能（2024年第2四半期に対応予定）、ソフトウェアをインストールせずに共有リンクを介してオンラインで確認できる。

自動修復・編集機能は、平滑化、テクスチャ編集、水面修復、浮遊ノイズ除去、穴埋めをサポート。‌編集は、ワンクリック操作を使用するか、ポリゴン、エリア、メッシュを選択して手動で行う。一つの画面上で、高品質モデルと低品質モデルを表示しながら編集が可能。‌編集結果はモデル間で同期され、すぐにプレビューできるため、モデル編集に問題が発生しても、ユーザーは迅速かつスムーズに対処できる。




参考・画像元：DJIプレスリリース