パシフィックコンサルタンツ、「次世代型宇宙港ワーキンググループ」に参画

パシフィックコンサルタンツは、将来宇宙輸送システム社が主催する、高頻度な宇宙輸送サービスの実現に必要な「次世代型宇宙港（NSP：New Space Port）」の在り方を検討するワーキンググループに参画すると発表した。

高頻度輸送を実現するためには、宇宙輸送を支えるための拠点が欠かせない。

NSPは、高頻度の宇宙輸送を支えるための拠点として、ロケット打上げや着陸、旅客、見物客、施設利用者など幅広い目的での来場を目指し、モールなどの商業施設、ライブ会場などのエンタメ施設のほか、エネルギー施設や災害対策施設など、宇宙輸送に関わる幅広い施設との組合せを想定している。


NSPの可能性を検討するための有期のグループで、7月31日時点で計17社・1大学が加盟しているが、今後、2025年10月まで、ワーキンググループで方向性を定めたうえで概略の実現性評価（Feasibility Study）を行い、将来的に建設プロジェクトが組成される場合に利用できるような成果物を作成していく。

パシフィックコンサルタンツは、これまで培ってきた社会インフラ整備に関する高度なノウハウを活かし、ビジョン「未来をプロデュースする」を実現する1つの切り口として、高頻度・往還型の宇宙輸送サービスに必要な「次世代型宇宙港」整備の実現に挑戦していく。