イクシス、LiDARセンサー活用のAR体積管理「GENBA-Scan」を開発

イクシスは、日本道路協力のもとAR体積管理「GENBA-Scan」を開発した。サービス提供は2024年4月頃を予定している。

これまでの骨材（砂・砕石・砂利等）の棚卸（体積管理）は、複数人によるアナログ的な作業と記録が基本であり、生産性と記録の精細さで課題を抱えていた。

イクシスは、高いXR技術を有しており、これまでにコンクリート施工現場での締固め作業などへサービス提供を展開してきた。

また近年、インフラ現場において作業者が手軽に利用できるスマートデバイスの活用が推奨されている。

今回イクシスは、日本道路を検証パートナーとして迎え、ストックヤードにおける舗装材料の棚卸管理における生産性向上のため、GENBA-Scanの開発を行った。日本道路は、自社の合材センターでの全社展開を予定しているという。

本サービスでは、iPhoneのLiDARセンサーで対象物の画像・3Dデータを取得し、iPhoneのアプリケーション画面上の簡単な操作で、すぐに体積量等を表示してくれる。

また、計測結果を帳票出力することもできる。今後は、ストックヤードのみならず、土木材料、工業材料、農業資材等の幅広い領域にて本サービスの利活用が期待される。