ニュース
デジコン編集部 2023.9.5

年間の入札情報件数を「業種カテゴリ別」に発表!1位は【土木工事】で155,365件。株式会社ズノー調査

CONTENTS
  1. 第1位 土木工事 155,365件
  2. 第2位 設計・測量 129,369件
  3. 第3位 道路関連工事 89,772件
  4. 第4位 調査・研究業務 88,059件
  5. 第5位 空調・換気・給排水・衛生機器及び工事 86,775件
  6. 第6位 その他の業務委託 83,320件
  7. 第7位 家具・寝具・什器・備品等 69,849件
  8. 第8位 建物等の維持管理(清掃・警備・受付等) 65,515件
  9. 第9位 工作・産業・農業・建設用機械器具類 59,171件
  10. 第10位 電気・電源設備及び工事 57,636件
株式会社ズノーは、入札情報提供サービス「入札王」のデータベースを元に、1年間分の入札情報数を業種カテゴリ別にカウントして、件数の多い順にランキングを公表した。

「業種カテゴリ別の案件数年間ランキング」調査概要
  • 調査手法:入札情報提供サービス「入札王」の情報から分析
  • 調査対象日:2022年8月1日~2023年7月31日
  • 調査対象数: 1,096,683件
データの集計について
  • 「入札王」のデータベースにある入札情報から算出(落札情報を含みません)
  • 業種カテゴリは「入札王」が独自に49種類に分類したものです。複数の業種カテゴリが1案件に付与されることがあります。


第1位 土木工事 155,365件


「入札」と聞くと「工事」をイメージする方も多いのではないか。

業種カテゴリ「土木工事」には、河川工事や法面工事、港湾工事、配水管布設工事など様々な工事が含まれている。業種カテゴリ別に見ると最も件数が多いのは「土木工事」となった。


第2位 設計・測量 129,369件


土木工事と並んで発注の多い業種カテゴリであり、月別に見ると2023年6月は土木工事よりも件数が多くなった。業種カテゴリ「設計・測量」には、設計業務、土地調査測量、地質調査などが該当する。




第3位 道路関連工事 89,772件


業種カテゴリ「道路関連工事」には、道路舗装工事、道路塗装工事、歩道整備工事などが該当する。


第4位 調査・研究業務 88,059件


上位には工事関連の業種が並んだが、4位に役務の業種カテゴリが登場。「調査・研究業務」には、環境調査、動向調査などの各種調査のほか、計画策定、分析業務、アンケート集計が該当する。


第5位 空調・換気・給排水・衛生機器及び工事 86,775件


「空調・換気・給排水・衛生」に関する機器の購入や点検、工事などが含まれており、幅広い入札情報が該当する。具体的には、浄水器、給排水衛生工事、空調装置、ボイラー設備。


第6位 その他の業務委託 83,320件


ほかの業種カテゴリに当てはまらないものが含まれるため、「その他の業務委託」に分類される案件は様々だが、人材派遣や研修業務、会場設営、コールセンター、データ入力業務などが該当する。


第7位 家具・寝具・什器・備品等 69,849件


物品に関する業種カテゴリが7位に登場。業種カテゴリ「家具・寝具・什器・備品等」には、カーテン、パーテーション、書庫、椅子、机などが該当する。数千円程度の安い備品もあれば、数百万円で落札される什器なども。


第8位 建物等の維持管理(清掃・警備・受付等) 65,515件


清掃業務や警備業務は年度単位での契約が多いため、次年度に向けての発注が第4四半期に非常に多くあるなど偏りがある。年間を通して件数を見ると、8位に入るほど案件数の多い業種カテゴリに。


第9位 工作・産業・農業・建設用機械器具類 59,171件


突出して件数の多い月はないが、年間を通して満遍なく発注がある業種カテゴリ「工作・産業・農業・建設用機械器具類」が9位に。クレーンや旋盤、ドリル、コンプレッサなど、様々な機械器具類が該当する。


第10位 電気・電源設備及び工事 57,636件


電気・電源に関する工事や役務、物品が含まれる業種カテゴリに。具体的には電気工事をはじめ、蛍光灯やバッテリーといった物品、電源装置や変電設備に関する工事・役務が含まれる。






参考・画像元:ズノープレスリリース
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。