2023年8月、DJIは、メタデータの伝送に対応した、低遅延・長距離のワイヤレス伝送システム「DJI映像レシーバー」と「DJI Transmission(スタンダードコンボ)」を発表した。DJIオンラインストア、認定ストアにて販売中だ。
これによりDJI Transmissionシリーズは、「高輝度モニターコンボ」と「スタンダードコンボ」の2種類となる。
高輝度モニターコンボ(DJI映像トランスミッターとDJI高輝度遠隔モニターを同梱)は、レシーバー・モニター・録画・制御機能をシームレスに統合する。
スタンダードコンボ(DJI映像トランスミッターとDJI映像レシーバーを同梱)は、SDI経由のメタデータ伝送とフラクショナルフレームレートでの映像出力に新たに対応し、プロダクションモニターと併用するのに適したコンボとなっている。
1台のトランスミッターに対し複数のレシーバーで同時受信が可能で、2種類の伝送モードを使いシームレスな映像・音声伝送を実現する。配信モードでは受信レシーバー数の上限がなく、リアルタイムの映像を同時に複数のレシーバーに出力でき、現場で大規模の撮影クルーや複数のチームで使用する場合に適している。
カメラインデックスの切り替えが容易でビットレートや動画コーデックをリアルタイムで表示できるため、撮影効率が大きく向上する。
高度な制御オプションでは、DJI高輝度遠隔モニターとDJI映像レシーバーを制御モードに切り替え、ジンバルコントローラー DJI Master Wheelsなどの制御デバイスとシームレスに併用できる。
これにより、3軸スタビライザーシステム Ronin 2、統合型カメラスタビライザー&拡張プラットフォームのRS 3 Pro、およびカメラのフォーカス調整を、最大2台のレシーバー側で遠隔操作でき、配信モードで接続された他のデバイスには影響を与えない。
加えてDJI映像レシーバーは、リアルタイムでの1対1長距離通信が可能な音声通話機能に対応し、撮影監督とディレクター間のシームレスなコミュニケーションを実現する。
DJI映像レシーバーはSDI経由のカメラメタデータ伝送に対応し、ARRIやREDなど主要なシネマカメラに利用できる。ファイル名、タイムコード、記録トリガー、カメラ設定、レンズ情報などを含む詳細な撮影情報を、レシーバーからモニターやQTAKE(ビデオアシストシステム)に伝送する。
この機能により、ディレクターや撮影監督、DIT(Digital Imaging Technician)チームは、包括的な撮影データを確認でき、現場での全体的なワークフローの効率性を向上させる。
DJI高輝度遠隔モニターはレシーバーを内蔵しており、携帯性に優れ、効率的にセットアップできる。遠隔モニターには、4軸ジンバル一体型シネマカメラRonin 4Dのものと同等の画像処理チップが内蔵され、1台でレシーバー、モニター、コントローラー、レコーダーの役割を果たす。
DJI Transmissionケーブルハブを使用すると、フォーカスシステムとモニタリングシステムを組み合わせて利用することができる。DJI映像トランスミッターとDJI RS フォーカスモーター(2022)を、DJI LiDARレンジファインダー(RS)に接続することで、マニュアルレンズであってもレンズキャリブレーションやオートフォーカスを実行することができ、RS 3 Proに接続する必要はない。
Ronin 4D ハンドグリップを使用してこのセットアップに接続し、LiDARウェーブフォーム技術を生かして、正確なマニュアルフォーカスを実行することも可能。さらに、DJI RS 3 Proと接続すると、このデバイス構成はスタビライザー、遠隔モニター、ジンバル制御、LiDARフォーカスシステムがシームレスに統合された、包括的な撮影ソリューリョンとなる。
高輝度遠隔モニターには、セーフティゾーン、フレームガイド、ゼブラストライプ、フォルスカラー、ピーキング、ウェーブフォームなどが搭載され、2回タップするだけでズームを制御し、画面のカラーキャリブレーション、カスタム 3D LUTも使用することができ、正確な構図、露出、焦点調整が行える。
また、遠隔モニターには、microSDカードスロットを搭載し、1080p/60fpsまでのH.264ライブ映像の独立した録画や再生が可能。このモニターはカメラとシームレスに録画映像を同期できるため、プロキシファイルの編集が可能になる。
これによりDJI Transmissionシリーズは、「高輝度モニターコンボ」と「スタンダードコンボ」の2種類となる。
高輝度モニターコンボ(DJI映像トランスミッターとDJI高輝度遠隔モニターを同梱)は、レシーバー・モニター・録画・制御機能をシームレスに統合する。
スタンダードコンボ(DJI映像トランスミッターとDJI映像レシーバーを同梱)は、SDI経由のメタデータ伝送とフラクショナルフレームレートでの映像出力に新たに対応し、プロダクションモニターと併用するのに適したコンボとなっている。
1つのトランスミッターから複数同時受信
1台のトランスミッターに対し複数のレシーバーで同時受信が可能で、2種類の伝送モードを使いシームレスな映像・音声伝送を実現する。配信モードでは受信レシーバー数の上限がなく、リアルタイムの映像を同時に複数のレシーバーに出力でき、現場で大規模の撮影クルーや複数のチームで使用する場合に適している。
カメラインデックスの切り替えが容易でビットレートや動画コーデックをリアルタイムで表示できるため、撮影効率が大きく向上する。
高度な制御オプションでは、DJI高輝度遠隔モニターとDJI映像レシーバーを制御モードに切り替え、ジンバルコントローラー DJI Master Wheelsなどの制御デバイスとシームレスに併用できる。
これにより、3軸スタビライザーシステム Ronin 2、統合型カメラスタビライザー&拡張プラットフォームのRS 3 Pro、およびカメラのフォーカス調整を、最大2台のレシーバー側で遠隔操作でき、配信モードで接続された他のデバイスには影響を与えない。
加えてDJI映像レシーバーは、リアルタイムでの1対1長距離通信が可能な音声通話機能に対応し、撮影監督とディレクター間のシームレスなコミュニケーションを実現する。
メタデータの伝送
DJI映像レシーバーはSDI経由のカメラメタデータ伝送に対応し、ARRIやREDなど主要なシネマカメラに利用できる。ファイル名、タイムコード、記録トリガー、カメラ設定、レンズ情報などを含む詳細な撮影情報を、レシーバーからモニターやQTAKE(ビデオアシストシステム)に伝送する。
この機能により、ディレクターや撮影監督、DIT(Digital Imaging Technician)チームは、包括的な撮影データを確認でき、現場での全体的なワークフローの効率性を向上させる。
高輝度遠隔モニター
DJI高輝度遠隔モニターはレシーバーを内蔵しており、携帯性に優れ、効率的にセットアップできる。遠隔モニターには、4軸ジンバル一体型シネマカメラRonin 4Dのものと同等の画像処理チップが内蔵され、1台でレシーバー、モニター、コントローラー、レコーダーの役割を果たす。
DJI LiDAR レンジファインダー(RS)
DJI Transmissionケーブルハブを使用すると、フォーカスシステムとモニタリングシステムを組み合わせて利用することができる。DJI映像トランスミッターとDJI RS フォーカスモーター(2022)を、DJI LiDARレンジファインダー(RS)に接続することで、マニュアルレンズであってもレンズキャリブレーションやオートフォーカスを実行することができ、RS 3 Proに接続する必要はない。
Ronin 4D ハンドグリップを使用してこのセットアップに接続し、LiDARウェーブフォーム技術を生かして、正確なマニュアルフォーカスを実行することも可能。さらに、DJI RS 3 Proと接続すると、このデバイス構成はスタビライザー、遠隔モニター、ジンバル制御、LiDARフォーカスシステムがシームレスに統合された、包括的な撮影ソリューリョンとなる。
サポートツール&独立した録画機能
高輝度遠隔モニターには、セーフティゾーン、フレームガイド、ゼブラストライプ、フォルスカラー、ピーキング、ウェーブフォームなどが搭載され、2回タップするだけでズームを制御し、画面のカラーキャリブレーション、カスタム 3D LUTも使用することができ、正確な構図、露出、焦点調整が行える。
また、遠隔モニターには、microSDカードスロットを搭載し、1080p/60fpsまでのH.264ライブ映像の独立した録画や再生が可能。このモニターはカメラとシームレスに録画映像を同期できるため、プロキシファイルの編集が可能になる。
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