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大林組、650本以上の3Dアバター動画を制作。現場の「新規入場者教育」で年間1万6,000時間以上の効率化を実現
4COLORS社(本社:神奈川県)は、大林組が長時間労働の削減や生産性の向上などの働き方改革を目指して、同社が提供する自律的なDXを推進する3Dアバター動画作成サービス『PIP-Maker』を導入した。
これにより、全国にある各現場の「新規入場者教育」で650本以上のアバター動画の活用を通じて、年間1万6,000時間以上の業務効率化を実現した。
国土交通省は、2018年3月に「建設業働き方改革加速プログラム」を発表し、週休2日の確保をはじめとした2024年4月からの本格的な働き方改革を推進するため、長時間労働の是正、給与・社会保険の改定、生産性向上の3つの施策を推進している。
この「2024年問題」として知られる人材不足や長時間労働の解消に向けて、大林組では中期経営計画2022で「事業基盤の強化と変革の実践に向けたDX」を経営基盤戦略のひとつとして掲げ、生産部門のデジタル変革とデジタル人材育成を含めた全社的なデジタル変革を推進し、働き方改革に取り組んでいる。
一方で、現場の安全性を確保するために義務付けられている「新規入場者教育」では、各現場毎に人による同じ内容の研修が、最低200日ほど繰り返されている現状があったことから、2020年に3Dアバター動画作成サービス『PIP-Maker』を導入開始し、動画を活用した効率的な「新規入場者教育」を実施してきた。
「新規入場者教育」は、各建設現場が主導で実施することが多いため、パワーポイントをアップロードするだけでアバター動画を生成できる点や、説明者に依存せずに研修内容が均一化できること、アバター動画の音声が自然で聞きとりやすい点が、大林組に評価された。
大林組では、「PIP-Maker」で制作した650本以上のアバター付き動画を毎朝行われる各現場毎の新規入場者教育に活用することで、いくつかの現場事務所では、新規入場者教育の時間が2分の1以下になっており、全体では年で約1万6,000時間以上の業務効率化を実現した。
これにより、全国にある各現場の「新規入場者教育」で650本以上のアバター動画の活用を通じて、年間1万6,000時間以上の業務効率化を実現した。
国土交通省は、2018年3月に「建設業働き方改革加速プログラム」を発表し、週休2日の確保をはじめとした2024年4月からの本格的な働き方改革を推進するため、長時間労働の是正、給与・社会保険の改定、生産性向上の3つの施策を推進している。
この「2024年問題」として知られる人材不足や長時間労働の解消に向けて、大林組では中期経営計画2022で「事業基盤の強化と変革の実践に向けたDX」を経営基盤戦略のひとつとして掲げ、生産部門のデジタル変革とデジタル人材育成を含めた全社的なデジタル変革を推進し、働き方改革に取り組んでいる。
一方で、現場の安全性を確保するために義務付けられている「新規入場者教育」では、各現場毎に人による同じ内容の研修が、最低200日ほど繰り返されている現状があったことから、2020年に3Dアバター動画作成サービス『PIP-Maker』を導入開始し、動画を活用した効率的な「新規入場者教育」を実施してきた。
「新規入場者教育」は、各建設現場が主導で実施することが多いため、パワーポイントをアップロードするだけでアバター動画を生成できる点や、説明者に依存せずに研修内容が均一化できること、アバター動画の音声が自然で聞きとりやすい点が、大林組に評価された。
大林組では、「PIP-Maker」で制作した650本以上のアバター付き動画を毎朝行われる各現場毎の新規入場者教育に活用することで、いくつかの現場事務所では、新規入場者教育の時間が2分の1以下になっており、全体では年で約1万6,000時間以上の業務効率化を実現した。
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