ニュース
デジコン編集部 2023.6.27

KDDIスマートドローン、ドローン目視外飛行による点検・巡視を簡易にするサービス提供開始

CONTENTS
  1. ドローン機体追加
  2. 機能の追加
KDDIスマートドローンは、ドローンの遠隔制御・長距離飛行に必要な基本ツールをまとめた「4G LTEパッケージ」の対応機体および機能を、2023年8月より拡大すると発表した。合わせて、通信モジュールの対応機体も拡大する。

発電所・工場などのプラントや建設現場において、点検・巡視などを目的としたドローンの利活用が進んでいることを受け、同社は目視内だけでなく目視外飛行による点検・巡視などをより簡易に実施できるよう、同パッケージの対応機体・機能を拡大。


これにより、より広域での飛行や複雑な構造物の多い場所においてドローン飛行に必要な作業者を削減できるなど、効率的なドローンの利活用が可能になるとしている。

同社は2023年6月26日~9月30日までの期間、4G LTEパッケージの新規契約者が契約月の翌月末まで無料で利用できるキャンペーンを実施。また、ANAFI AiまたはSOTENをセットで購入した場合は、無料期間後の1年間、4G LTEパッケージを月額3万9,800円(税込)で提供する。

ドローン機体追加


  • 目視外の点検・巡視用途のドローンを追加する。2022年発売の「ANAFI Ai」に加えて、新たにACSL社製「SOTEN」が、4G LTEパッケージのモバイル通信に対応する。

機能の追加


  • 上空モバイル通信エリアのシミュレーションマップを顧客向けに公開。どのエリアでモバイル通信を用いた目視外飛行が可能か、事前に確認可能となる
(上空モバイル通信エリアシミュレーションマップ)

  • 目視外飛行にあたって法律により必要となる申請・通報などにおいて、上空電波申請と飛行計画通報を一括で行える機能を提供
  • ユーザーの利用方法やドローン飛行の習熟度に合わせ、ドローンスクールなどの導入に向けたサポートをオプションとして提供
(上空モバイル通信申請・飛行計画一括申請)






参考・画像元:KDDIスマートドローンプレスリリース


WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。