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デジコン編集部 2023.6.2

応用技術、BIM/CIM管理ツール「Navismaster」に新バージョン!「Civil 3D」と属性情報の連携可能に

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  1. 最新バージョンアップでは「Civil 3D」と連携
応用技術は2023年5月下旬にBIM/CIM属性管理ツール「Navismaster」のVer3.0.0をリリースした。

Navismasterは、BIM/CIMに対応する建設従事者の業務効率改善を目的に、応用技術が開発販売している建設プロジェクトの統合管理レビューソフトウェア「Autodesk Navisworks」のアドインツール。

最新バージョンアップでは「Civil 3D」と連携


Navismasterは、CIMを誰もが「使いこなす」を掲げ、フォルダ作成や属性項目の設定をテンプレート化した「3次元モデル成果物作成要領(案)」に沿った納品支援に加え、属性編集、検索/集計/色分けなどの属性活用といった機能を実装し、統合された3次元モデルの属性活用や設計から施工までのシームレスなデータ共有が実現する。

今回のバージョンアップでは、Navisworks上で付与した3次元設計オブジェクトに付加する識別情報や部材情報などの“属性情報”を、3次元土木設計用ツール「Autodesk Civil 3D」に連携する機能を追加。

Navisworks上の統合モデルに付与した属性情報をCivil 3Dへ引き渡すことが可能となり、さらにCivil 3DのIFC出力を使うことでIFCファイル書き出しまでをサポートする。

他にも、BIM/CIMモデルに備わっている属性情報の書き出しでは、全てのプロパティタブを一括でCSVファイルに出力できるようになった。これまでのNavismasterでは、プロパティタブごとの出力のみだったが、属性編集作業がさらに効率的に行えることになる。

また、Navisworks独自のファイル形式「NWD」での保存機能では、再保存可否などのパブリッシュ設定も行えるようになった。




参考・画像元:応用技術プレスリリース
WRITTEN by

デジコン編集部

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